ロンジェ琉球風水アカデミー、学長の横川明子です。
「風水を見てもらえますか?」
「風水が気になるのですが、どうしたらいいでしょう?」
「風水をみてもらえますか?」
「風水を是非見てほしいです!」
初めて会う方に、毎回のように、このようなお言葉をいただきます。
風水は、漠然とした概念で、一般書の風水の本では不安をあおるものも多く、氣になってしまうのは、当然のことですよね。
建築や空間は財産
風水師がある空間を見れば、「ここは風水が良い」「ここは風水が悪い」と、風水の良し悪しの判定を即答すると思われている方が多いようです。
さて、建築や空間とは、どのような存在でしょうか?
その建築があなたの家であれば、それは、「大切な財産」であることがイメージできるかと思います。
風水の専門家といえども、人様の財産をきちんとした調査もしないで、即答で良し悪しを申し上げることはできません。風水師である以前に、人としてのマナーのレベルで、単刀直入に風水の良し悪しを聞かれた場合、お答えしないという姿勢をとっています。これは決してもったいぶったり、意地悪をしているわけでないのです。
風水は、専門家に見てもらはなくてはわからないの?
さて、『風水の良い空間を作りたい』と思ったとき、あなたはどちらを選択しますか?
1)風水師という風水の専門家に外注して、風水をみてもらう
2)自分で学んで、自分で実践して、自分で風水の良い空間をつくる
答えは、、、
どちらも正解です。
ただ、状況によって、最適な選択は異なります。建築設計の風水なのか、暮らしの風水なのか。
建築設計の風水をみるには、専門的な知識と経験が必要になるので、ここでは、既存住宅の風水について考えてみます。
風水を医療に例えると
風水師は、「住宅の医者」とも呼ばれる存在なので、暮らしの風水にフォーカスした風水を、医療に例えて解説したいと思います。
1)「風水の専門家にみてもらう」ケースを医療に例えると
・病気になってから病院へ行く
・人間ドックで健康状態をチェックする
2)「風水を自分で実践して、自分で風水を整える」ケースを医療に例えると
・病気になる前の予防医学として、健康になるための生活習慣を実践する
・緊急性のない内科的病気は、病院で薬をもらう前に、自然療法を学び実践する
このような意味になります。つまり、風水師を「住宅の医者」と言った場合、西洋医学ではなく、東洋医学の医者なのです。
よって、風水師が勧める既存住宅での風水の取り入れ方は、2)「自分で学び、自分で実践して、風水の実践力を身に着ける」方です。
1)の前者のやり方で、風水師に外注し、風水を見てもらう場合、基礎知識があって、専門用語が理解できて、初めて鑑定報告書を理解できます。
短時間のアドバイスでは、表面的に出ている問題にある程度解決策が見いだせたとしても、一時的なものです。クライアントに風水の知識がない場合、継続的に風水の良い暮らしは手に入りません。
これは、西洋医学で、一時的に、手術や薬で病気の症状を抑える対処療法に似ています。これが生活習慣病の場合、生活習慣が変わらない限り、また同じ症状が再発します。
しかし、2)の後者の、自分で風水の基本を学ぶスタイルで、自分である程度実践できるようになれば、間取りが多少気に入らなくても、今よりも、確実に良い氣の流れる暮らしを手にいれることができます。
暮らしを作り出す生活習慣は、外注して手に入るものではありません。自分で学び、自分でできるようになることが、基本となると思います。
このような考え方から、ロンジェ琉球風水アカデミーでは、既存住宅の風水をみるための風水鑑定は行っておりません。風水が氣になり、住宅の風水を良くしたいとお考えの方は、ロンジェ琉球風水アカデミーの「幸福人生デザイン実践会」への参加をご検討くださいませ。詳細は、無料動画レッスンを受講されたメールマガジン読者様宛にご案内しております。
東道里璃 (とうどう りり)
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