琉球風水師の東道里璃です。
「風水を使いこなせるようになりたい」
「風水を仕事にしたい」
「風水で住宅を設計したい」
このようなご要望をいただきます。
私は風水の実践歴でいうと15年です。風水歴5年で、風水事業を立ち上げました。ちなみに、風水、建築、インテリア、不動産など風水や住宅に関する資格は何一つもっていません。前職は、アナウンサーです。風水とは全く関係ないので、経験0からのスタートでした。
まずは、風水に出会ってから開業までの5年間、徹底してやりぬいたことをリストアップします。
1.風水理論編
- 東京の風水スクールに3年通学
- 風水に関連する本を500冊以上読んだ
- 風水の方位盤の動きを独学で解読した
- 5年間の旅行や引越しは吉方位のみ
- 琉球風水に出会い、琉球風水師に弟子入りを志願。「その辺に売っている本に書いてあるようなことは聞くな」と言われ、実践してわからないことと、風水判断の考え方を教えていただいた。
2.住宅風水実践編
- 既存住宅の掃除、片付けで氣の流れを体感
- 新築注文住宅の風水間取り設計にトライするが失敗
- 新居への引越しで、0から風水インテリアの実践
- 大吉方位へ1300km引越した先は、琉球風水民家だった
- 琉球民家で本物の琉球風水の氣を1年間体験
- 琉球風水師が設計した住宅で5年間生活し、住宅内の風水を徹底分析
3.ライフスタイル編
- 外科以外の西洋医学の利用をやめ、身体の健康管理に自然療法を徹底した
- 言霊に氣を配り、ネガティブな言霊を自分の辞書から消した
- アロマ空間デザインを学び、香りは天然香料の精油のみで生活
- TVを捨てた
- 音楽は、ほぼクラシックかヒーリングミュージックのみ
- 食事は、化学調味料、添加物フリー
- コンビニ食、ファストフードは食べない
- 毎月に山に登るか、海で泳ぐ
4.ビジネス化への準備編
- 講師の経験もないのに、体系化したカリキュラムを勝手に考えた
- ブログで住宅の全空間のアロマハウスキーピングの方法を情報発信した
- ブログがきっかけで新聞コラムの連載が決まった
- 「アロマのコラムを書いて欲しい」という新聞社の要望に対し、風水スクールのカリキュラムとテキストの準備をしていたので、風水コラムを提案した。
- 1000文字の新聞コラムを書くのに、風水の知識の浅さから、毎月10冊から20冊の専門書を読み込んだ。
思い出せる範囲では、このようなことを実践してました。
◆風水術を身につけるポイント
1)部分的な方法論ではなく、体系化した理論から理解する
まず初めに、徹底的に本を読むということです。そして、ノウハウではなく、本質を理解することを目指しました。
2)自分でとにかく実践して失敗も成功も体験する
実践して経験を積めば、自ずと自信がつきます。
3)感度を上げる
風水は感度が命です。どんなに知識があっても、風水の理解は、身体で感じ取ることが必須です。ジャンクフードを食べたり、合成香料のにおいを嗅いでもなんとも思わないような体では氣の質の判断ができません。人間は、自然の一部です。五感を取り戻すことは、本来の自分を取り戻すことにつながり、風水を使いこなせるようになる近道でもあります。
4)質の高いアウトプットをする
知識の定着という意味では、本を読むだけの人と人に教える立場の人では約10倍、知識の定着率が違うと言われています。つまり、人に教えることが風水を仕事にする一番の近道です。
私のスクールでは、資格については建築・インテリアの設計者を対象にした風水空間デザイナーのみです。風水診断ができる風水師の育成には、まだまだいたりません。風水師が一人前になるためには、師匠について10年の修行が必要と言われています。風水を使いこなせるようになりたい方、仕事にされたい方は、とにかく本を読み、ひたすら実践して感覚をつかみ、誰かに知識を教えられるところまで、まずはやってみるとよいと思います。
風水以外でも、1人前になるために必要な期間として10年とか、10000時間という数字が出てきます。10000時間とは、1日3時間を10年続けるということ。ちなみに私は、この10年、風水に関しては1日短くて3時間、長い日は12時間。1日平均6時間と仮定して15年で約30000時間になります。10000時間やらなくてはいけないと思ったことはなくて、気づいたら、10000時間、30000時間経っていました。自分が人生をかけて取り組むことができ、研究しても研究してもまだ研究したくなるよう世界に出会うことがなにより大切なのではないかと思っています。
◆風水空間デザイナー®資格は最短1年
私が新築の風水間取り設計のコンサルが一通りできるまで約8年かかったと思います。建築・インテリアの実務経験者の方であれば、ロンジェの風水空間デザイナー資格は、必要な風水術だけセレクトして体系化したので、最短で1年です。
◆施主様は、まずは1年感度を磨きましょう
施主様の場合、現場での経験が少ないため風水空間デザイナーの認定はできませんが、風水を学ぶことと並行して不動産業、建築業、インテリア業の方ときちんと会話できるレベルの知識を身に着けておくと家づくりに対する不安をかなり解消できると思います。風水間取りのイメージづくりは、左脳ではなく、感覚から右脳でイメージを描きます。まずは、1年くらい風水を実践し、氣の流れを肌感覚で理解して、氣の流れのイメージを描けるようになることを目指してください。
いかがでしたでしょうか。少しでも参考になれば幸いです。
これから風水を始める方にとっては、「こんなこと、できるか!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。プロを目指さなくても、生活で役に立つことはたくさんあります。風水はテクニックというより、哲学であり、生活習慣です。「時間もないし、手っ取り早く身につけたい」という方には、琉球風水は不向きです。華道や茶道のように、精神文化としてとらえるなら、急ぐ必要もありません。風水の理論と実践を楽しみながら少しずつ暮らしを調えることで、少しずつ心が調っていく。生活習慣から、生き方を無理なく変えていくことができるのが、琉球風水の魅力です。
風水空間デザイン講座 2023年2月開講
「風水空間デザイン体験セミナー&勉強会」は残すところあと2回となりました。
2023年の受講生募集は、今回が最初で最後です。
第9回 1月18日(水) 13時30分〜15時
第10回(最終回)1月21日(土)10時〜11時30時
お申込み受付の最終日は、1月15日(日)23時59分までです。
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東道里璃 (とうどう りり)
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