ロンジェ風水アカデミー、学長の東道里璃です。
髪の毛のお手入れに、どんなものを使っていますでしょうか? 私はかなり敏感で、合成香料や化学薬品の入ったものを使うと気分が悪くなってしまうので、シャンプーや染色剤、トリートメントなど、皮膚から吸収するものは天然由来のものだけを選んで使っています。
ヘナというのは植物を粉末にしたもので、100%天然由来のヘアカラーでありトリートメント。もう10年ほど愛用していますが、非常に癒しの効果が高いんです。ヘナは爪や髪などを染めるために古来から使われてきたもので、頭皮に2時間ぐらい、ずっとつけっぱなしにしておくんです。その成分が体内に吸収されていくからだと思うのですが、いわゆる副交感神経を刺激してくれるようなリラックス効果があって、髪につけている間もすごく気持ちがいいのですが、その夜、ぐっすりと眠ることができます。
私はよくトレッキングに行って、一日中、山を歩いたり、海に入って泳いだりするのですが、そういう大自然の中で一日体を動かして、疲れた体で眠る時はすごく幸せです。ヘナは、それに近いぐらいのリラックス効果を得ることができると感じています。
ヘナの使い方は、粉末をお湯で溶かして、それを根元を中心に髪に塗っていくのですが、準備から塗り終わるまで1時間ぐらい使ってたっぷりとヘナを染み込ませたら、2時間から3時間ほどそのまま放置して、洗い流すという流れです。自宅でやると、美容院に行って帰ってくるぐらいの時間でできてしまうので、時間の短縮にもつながっていいなと思っています。
◆皮膚から入れる物は、食べ物以上にこだわって
頭皮に入れるものには、こだわった方がいい理由があります。出産でよく聞く話として、赤ちゃんが生まれた時に、羊水からシャンプーの合成香料の香りがするという話があります。これはどういうことかというと、実は、化粧品やシャンプーなど、私たちの皮膚から入っていく成分は、簡単に排出されないという特徴があって、体の中に蓄積されてしまうのです。
食べ物や飲み物は、通常の排泄で体の外に出していくことができるのですが、皮膚から入れた物は、低温サウナや岩盤浴のように、ゆっくりと汗を出していってあげるようなちょっと特殊な形でないと排出できないんです。ですから、皮膚から入れる物は食べ物よりあまり気を使わないという方も多いと思うのですが、食べ物と同じぐらい、もしくはそれ以上にこだわった方がいいと思っています。
私は、ヘナを溶く時もお水の質にもこだわっていて、先日、トレッキングに行った時に山でくんできたお水を沸かして使いました。昨日はフランキンセンスを入れたのですが、アロマオイルなどエネルギーの高いものを混ぜ込んで、自分へのご褒美を兼ねて2週間に1回ぐらいのペースでヘナを入れています。
ヘナを使い始めた10年ほど前はほとんど情報がなくて、ヘナを選ぶのも、入れるのも大変でしたし、効果もなかなか感じることができませんでした。でもあるとき、アーユルヴェーダの専門家の方にお会いして、ヘナを入れて頂いたらすごく気持ちよくて、その夜、よく眠れたんです。その時に、ヘナにも品質の差がすごく合って、オーガニックの質の高いものを使うと、抜群のリラックス効果があることを知りました。
ヘナで重要なのは、良いヘナを選ぶということ。今、私が使っているのは IPM ヘナトリートメントというもの。「I」はイタリアのI、 「P」 はパリのP、「M」はメキシコのMで、株式会社 IPM という企業が出しているヘナトリートメントで、Amazonなど、ネットショップで気軽に買うことができます。すごくクオリティーが高いので、本当に気持ちの良い時間を過ごすことができます。
新しいことを初めてする時っていろいろとハードルが高いと思うのですが、だんだん慣れてくると生活の一部になり、簡単にできるようになっていきます。ちょっとヘアケアの方法を変えたいな〜と思っていた方は、天然由来のヘナを選択肢に加えていただけると良いかなと思います 。
自分の体内の氣の流れをよくしていくと、人は環境との調和を望むので、体が整ってくると、環境の氣の流れを整えたくなります。その時は、風水空間デザインがお役に立てます。まずは、ご自身の体内の氣の流れから整えていきましょう。
東道里璃 (とうどう りり)
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