ロンジェ琉球風水アカデミー、学長の横川明子です。

講師業務では、不動産投資関係の方からのご依頼が多いので、私も不動産投資の本を150冊ほど読んで勉強しました。現在も不動産投資家向けのセミナーを準備しているところです。

不動産投資とは、とても社会貢献性の高い仕事ではないでしょうか。

建物は街の風景を作り出し、人々の暮らしを支えるもの。コンセプトの素晴らしい建物は、街を美しくし、人の暮らしを快適に豊かにします。

風水スクールには、不動産、建築、インテリア、暮らしなど、住環境に関わるあらゆる専門家の方がいらっしゃいます。

この中で、風水理論を学んで、総合的にビジネスに一番生かすことができるのは、不動産投資家の方ではないかと感じています。

不動産投資は総合的な建築プロデュース業務ですし、施主の立場として、建築、インテリアに何度も関わる仕事も、不動産投資のビジネスぐらいかと思います。

さらに、私のような風水師も含めて、建築、インテリアに関わる専門家というのは、施主様の要望を満たすのが仕事。

一方、施主として、総合的に建築プロデュースができるのは、不動産投資家の特権で、大きな魅力ではないでしょうか。

しかし、残念ながら、日本の賃貸住宅というのは、探してみると、住み心地のいいと感じる部屋はあまりなく、投資である以上、予算内での設計になるのは仕方のないことだと思います。

一方、これまで様々な物件を見てきて、とりわけコストをかけなくても、アイデア次第で、氣の流れを整え、もっと住み心地の良い間取りをつくることができるケースは、たくさんあると感じています。

間取りに関して、建築コストをかけずに改善できるのは、新築やリフォームの設計のタイミングです。一度建物が出来上がってしまってからは、コストをかけないと、間取りの改善はできません。

一方、一度建物が建ってからでも、インテリアに風水を取り入れることで、空間の印象を良くする方法論も存在します。琉球風水は、インテリアを整える際、具体的な方法論より、全体の方向性を導き出すことに強いので、デザイン性の自由度は高いです。

建築設計でも、インテリアでも、その時の状況に応じて、風水をを良くする方法はたくさんあります。

心地よい物件が市場に少ない分、快適さで差別化をした人気物件をプロデュースするというのは、まだまだ可能性が大きいのではないかと感じています。

人が引っ越しをする時というのは、大抵、人生に大きな変化を伴う時。住むのであれば、縁起の良い物件を選びたいとう思いは、必ずあると思います。

また、物件を判断する際一番重要なのって何でしょうか?

私は、住宅を判断する時に何を一番大切にしたらいいですかと聞かれますと、「直感を大切にしてください」と、お話をします。最終的には、直感で判断しているという方は、多いのではないでしょうか。風水で、目に見えない氣の流れを整えることのメリットっていうのは、ここにあると思います。

部屋が快適だと感じる時、部屋を借りるお客様は、その理由を理解する必要はありません。ただ感じるだけでいいんです。

しかし、空間を提供する側というのは、再現性のあるスキルを身につけて、意図的に心地よい空間を作り上げる必要があります。こんな時に、琉球風水の考え方がお役に立つと思います。

風水で心地よい空間の作り方を身につける方法は、スポーツと同じです。正しい知識をインプットした上で、自宅で日々実践してみることが、風水空間をつくる一番の近道です。

スポーツは、本を読んでいるだけでは、できるようにならないですよね。

例えば、テニスの本を読んで、プロの試合を見たら、コートに立った時に自動的にボールがラケットに当たるようになる、ということはありません。ラケットの持ち方、ボールの打ち方を習い、自分で実際にラケットを握って、素振りをして、そして、ようやくボールがラケットに当たり、相手のコートへかえせるようになります。どんなスポーツも、上達するには、練習が必要です。

いまさら、空間作りや暮らしの勉強するなんて、面倒だなって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、暮らしの営みというのは、毎日誰もが行っているので、学んだこと行動に移すのは、すごく簡単です。基本的には毎日家に帰りますよね。

実践するほどに、家が快適になって、生活の質が向上していきますので、不動産のビジネス以前に、「自宅が快適な人生」が手に入ります。

そして、風水の本質を理解して、実践していくうちに、快適な空間の意図的な作り方を経験していくと、論理的な説得力を持って、建築士に要望が出せるようになります。

住宅の設計に関わって感じるのは、施主の要望通りの家しかたたないということです。では、「なぜ思い通りの家が建たないのか」という疑問に対しては、正しい知識と経験が少ないために、施主様自身が、自分の要望がよくわからないことが、一番の原因ではないかなと感じています。

思い通りの家を建てるために、建築士の資格はいりません。日本には素晴らしい建築家の方がたくさんいらっしゃいます。家を建てる側が正しい知識を持って明確の要望を言うことができれば、こちらのイメージを超越するような提案をしてもらうことができます。

素晴らしい建築士さんとのご縁も、施主様次第。自分自身を磨き上げていくということで、その先に、素敵な出会いが待っているのではないかと思います。

今年、2019年5月と6月。不動産投資家向けのセミナーで講師を務めます。建築設計とインテリアの両面から、再現性を持って意図的に心地よい空間を作るための基本を、お伝えさせていただきたいと考えています。不動産投資は、取り組み次第で、社会貢献性が高いビジネスなので、少しでもお力になれるよう務めたいと思います。

琉球風水の知恵お伝えすることで、日本に快適で心地よい住宅が少しでも増え、人々の生活の質の向上のお役に立てるよう、お手伝いしていきたいと思います。

琉球風水の基本を知りたい方へは、無料動画レッスンをプレゼンとしています。登録は以下より行ってください。

The following two tabs change content below.
【首里城の風水思想をあなたの家に】 株式会社ロンジェ 代表取締役 東道里璃 琉球風水師・風水空間プロデューサー 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」ガイアブックス 風水空間デザイン®を実践的に学ぶロンジェ風水アカデミー学長。オンラインとリアルのハイブリッドスクール。 風水空間デザイン®は、宇宙の原理原則✖️脳科学で、理想の自分になれる空間を設計します。建築・インテリアのプロも認める風水です。 東京世田谷で生まれ育つ。高学歴・アナウンサーという職業で、表面的には幸せに見えた。しかし、家族の他界や、落馬して骨盤を骨折しうつ病になる。 幸せそうに見えて不幸な人生から、心の幸せを求めて風水に出会う。風水の実践から思考習慣が変わり、心の幸福度が上がることを体感する。 しかし、一般向け風水書籍の知識の寄せ集めによる新築住宅の設計は失敗する。大地震を機に東京から沖縄に移住。建築設計に通用する王朝時代の伝統風水術に出会い、琉球風水師になることを決意。 その風水術は、建築・インテリアの専門家に注目され、セミナー参加者は1000人を超える。沖縄建築賞の最高賞を受賞歴をもつ一流建築士とのコラボ設計は新聞の一面を飾り、住宅の専門紙で多数の風水コラムを執筆。 幸福感に満たされ理想の自分になれる「風水空間デザイン™️実践会」を主宰し、建築・インテリアの設計者を風水空間デザイナー®️へと育成。一人でも多くの人が美しく心地よい住まいで暮らすことができるよう、新築を控えた人たちや住宅業会の関係者が風水を実践して学ぶコミュニティを運営している。 「首里城の風水と宇宙の本質」講演動画をプレゼントしています。