ロンジェ風水アカデミー、学長の東道里璃です。
今回は、自然との調和が美しい住まいをデザインする、風水空間デザイナー®︎になるための「究極の6ステップ」についてお伝えしていきたいと思います。
私は風水空間デザイナー、琉球風水師として、東洋思想とそして現代の建築インテリアを融合することによって、風水診断をもとに科学的に幸福となる空間設計を行なっております。まず、今日のトピックでもある「風水デザイナー®︎」ですが、私は東洋医学の「住医」、住まいの医者というふうに定義づけています。

例えば、医学の世界は西洋医学が基本となっていますが、西洋医学のドクターの中でも東洋医学も学ばれて、薬だけではなく生活習慣まで、アロマや漢方などの自然エネルギーを使って体を治してくださる先生が増えてきてると感じています。
建築やインテリアの世界も、基本的には、西洋から入ってきた概念や技術が大方を占めています。そうした中にあって、思想の軸として自然と調和する風水思想をインストールした方々が、自然と人が調和しながら共存していく世界を目指して建築設計を行っていく。風水空間デザイン™️は、そんな世界を目指しております。
風水思想と言うと、漠然とした感じで伝わってしまうかもしれませんが、中国の古代哲学である陰陽論や五行説、氣の流れの概念などがベースになっているため、考え方が非常にしっかりしています。ですから、建築・インテリアだけでなく、実生活のいろいろなところに、さまざまな形で応用していくことができます。私は風水思想に基づいた理論を、建築・インテリアの現場で実践的に使ってまいりましたので、その方法論を実践的かつ体系的にお伝えしていきたいと思っています。
◆風水診断を行い、その結果をもとに設計デザイン

風水空間デザイナー®︎の仕事は大きく分けると二つあります。まずは、風水診断を行うこと。そして、風水診断の結果をもとに、設計デザインを行っていくことです。
設計デザインは、その考え方や哲学の方向性が全てのスタート地点です。どこからスタートするかによって、設計プランの未来が大きく分かれていきます。風水空間デザイン™には風水診断ツールが豊富にありますので、まずは、そのツールを使って現状診断を行うことからスタートします。
診断を行うためには、風水の理論や哲学を自分の中にきちんと落とし込んでおく必要があります。ですから、風水空間デザイナー®︎は初めに、思想の軸をしっかりと作り上げていくことが大切です。
その上で、古代の東洋人が、自然界を丁寧に、丁寧に観察して見出した法則、氣の流れを読み取るための概念である「四神相応」や、宇宙は陰と陽の二つに分かれていて、その調和を取ることがベースにある「陰陽論」といった考え方の基本をしっかり学ぶことで、住宅の設計やインテリアの設計に生かしていくことができるようになります。
ただ、理論や考え方を理解しても、実際に、自分自身で自分の暮らす空間の風水を良くすることができなければ、設計デザインに生かしていくはできません。ですから、自分の家の風水は今、どういう状態なのか、氣の流れが良い状態なのか、陰と陽のバランスは取れているのか、自分でしっかり分析した後、それを改善する方法まできちんと実践し、体得していくことが、設計デザインの基礎になります。
◆設計の時短、人間力・論理的説得力が高まる
そして後半は設計デザインです。「コンセプトの設計」「間取り設計」「インテリア設計」は、建築士やインテリアコーディネーターの方はもちろん行っていらっしゃると思うのですが、風水空間デザイン™️はその出発点が違います。コンセプト設計、間取り設計、インテリア設計の全てに、最初にインストールした風水哲学と理論、方法論を実践的に活かして設計プランを作っていきます。方向性がきちんと出せる分析ツールがありますので、設計プランが簡単に、早くできるようになります。

また、ヒアリングの面では、お客様の人生観に寄り添うコンセプトを書き出すワークシートも準備しているので、建築士やインテリアコーディネーター自身が時間をかけずに、お客様の要望や思いをきちんと汲み取ることができます。
風水空間デザイン™️では、これらのツールを生かすことで、お客様の要望に沿ったプランをポンと描き出すことができるようになるので、図面を作る時間が短縮できるという大きなメリットが出てくると思います。
目に見えない氣の流れを描いたり、デザインをする方は結構、天才的な方が多く、感覚でやってらっしゃる方が多いです。その設計やデザインがなぜ素晴らしいのかをお客様にきちんと伝えるためには、論理的な説得力が必要になってきますが、感覚でつくっているとなかなか言語化することができません。しかし、風水思想の軸がしっかりしていて、分析ツールを持っていると、分析・診断結果に基づいてお話をしていくわけですから、論理的で説得力のある解説ができるようになります。
さらに、風水思想の基盤となっている中国古代哲学は、国家のリーダーなどを育成し、国を導いていくための根本的な考え方でもあります。その思想を学ぶということは、自分自身の生き方、在り方と向き合うことを余儀なくされていきますので、人間力が高まり、現場でディレクションを取っていくためのリーダーシップ力も上がっていきます。
基礎をしっかり身につけ、自分の体である程度、氣の体感ができるようになると、体感した氣の流れの良い空間を、きちんと風水理論に基づいて再現性高く、素早く設計できるようになります。それが、風水空間デザイナー®︎の設計デザインの特徴です。
東道里璃 (とうどう りり)
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