2023年7月12日、ロンジェ琉球風水アカデミー風水空間デザイン2級講座の最終講義を行いました。

2023年2月~7月までの6ヶ月コースレッスンでした。水曜コースと土曜コースがありましたが、土曜コースはオンライン開催。水曜コースの最終回はロンジェ琉球風水アカデミー玉城本校開催。

水曜コースの最終回では、出張シェフの小島圭史さんに来ていただき沖縄食材による極上フレンチをいただきながら修了パーティーを行いました。

小島さん準備中
修了記念 フルコースランチ
受講生の皆様と
玉葱 ミルク
バターナッツ
袖烏賊
緋武鯛
あやはし牛
フロマージュブラン・クレーム黒糖キャラメル

本講座の受講生を募集した2023年1月の段階では、ロンジェ琉球風水アカデミー玉城本校の存在は影も形もありませんでした。聖地ツアーやお食事会は、沖縄での対面イベントを開催し、講義はオンライン開催のみで考えていました。しかし、2月の講義が始まる直前に現在の玉城の物件に出会いました。4月には、ロンジェ琉球風水アカデミーは那覇から玉城本校へと本店を移転いたしました。講座開始時に計画していた講義実施予定を変更し5月と6月は、玉城本校での開催となりました。

新型コロナが5月に「5類」に移行したことも大きくスクール事業も対面講義ができる時代に戻ったという印象です。目まぐるしい時代の変化の中でも大切なことは時代に振り回されず、軸の定まった生き方をすることではないかと思います。

ロンジェの場合、コロナ禍突入時にスクール事業のオンライン開催への切り替えがスムーズにできたことからコロナの影響はあまりなかったと当初は考えていました。しかし、コロナ2年目、3年目となると、「何かが違う、何かが足りない」と感じるようになりました。

私が気づいたことは、大きく2つ。「オンラインでは近くの人と雑談できない」「空間は五感で感じるもの」でした。

私は個人的に、講師の個人宅で行うサロン型レッスン空間が好みです。昨年1年間、神戸まで丸山洋子先生のテーブルコーディネートのレッスンに通いましたが、受講の決め手となったのは、先生のサロンで行う少人数6名でのレッスンで、基礎から体系的に学んで実践できることでした。先生ともクラスメイトとも距離が近くて、先生の愛情がこもったおもてなしの心を感じる小さなサロンでのレッスン。本当に楽しい1年でした。先生のサロンの卒業生は、10年以上経っても仲が良いとか。

改めて受講生としてサロン型レッスンを体験し、また、飛行機通学の受講生の気持ちにも寄り添える体験となりました。レッスンは10時~15時30分でしたので、前日に神戸に入り、レッスンが終わった後、飛行機の最終便で沖縄に戻る生活でした。前日は、午前便で神戸に入り半日ですが神戸観光をしたのもとても楽しかったです。

「丸山先生のようなサロンを私もつくりたい」そう思ってつくったのが、現在のロンジェ玉城本校です。2023年4月に移転して片付けも終わっていない時から、声もかけていないのに来客がどんどん訪れています。福岡から、兵庫から、東京から、北海道から、もちろん沖縄県内からも。私はほとんど外へ移動しない生活ですがなぜか全国からのお土産がいっぱい。

「お客様の集まる空間」は、純粋に「空間をつくる時の意識」に大きく影響されると感じます。

私の場合、まず、自分が住みたい土地で、お客様もわざわざ訪れたくなる土地を選びました。風水師ですので、住んでいる土地そのもので、風水師としての人生観を体現することで自分の発する言葉も伝わりやすくなるのではと考えました。

沖縄本島の地図を上空からバードビューで捉え北に玄武、南に海のある琉球風水集落が今も残されているだろう土地を探しました。そして、玉城で物件に出会い、次に、来客目線で空間づくりを行いました。

ゲストの存在を意識しなければ、ダイニングテーブルなどの家具や食器など調度品のセレクト基準も異なると思います。お客様がいらした時に、一言目にお褒めの言葉を頂くほど嬉しいことはありませんから。

つまり、お客様来るたびに褒められるのでドーパミン、セロトニン、オキシトシンなど脳から幸福ホルモンが大放出。来客は幸せをもたらす神様のような存在です。

清浄で美しい空間づくりのポイントは、お掃除グッズやテクニックよりも毎月毎月お客様がいらっしゃるライフスタイルにあると思います。お客様が訪れるとなると、掃除や片付けも「緊急でない重要なこと」から「緊急で重要なこと」に変化しますからね。お客様がいらっしゃる前日、前々日は私も滝のような汗をかきながら大掃除でした。

良い氣の流れる心地よい空間は風水でつくり、美しい装飾は西洋のインテリアに学ぶ。そんな暮らしが実現できるよう、今後も情報をお届けしていきたいと思います。

ロンジェでは、今年10月より以下の2つの講座をスタートします。

・琉球テーブルスタイリスト資格取得講座
・風水空間デコレーター資格取得講座

現在、カリキュラムの最終調整をしておりまして、2023年8月より募集開始の予定です。

◆講座概要

開催場所:ロンジェ琉球風水アカデミー玉城本校
定員:5名
期間:2023年10月~2024年3月
時間:全6回(月1回)10時~15時30分

講座資料は来月、8月に出来上がる予定です。資料請求はこちらより受け付けております。

資料が出来上がり次第、お送りさせていただきます。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/