西洋の装飾美と東洋の精神性が融合するインテリアをデザインするための「鍵」とは、一体なんだと思いますか?

それは、「本質を理解する」ことではないでしょうか。つまり、ものごとの背景にある、歴史、理論、思想です。

ロンジェ琉球風水アカデミーでは、インテリアデザインのスキルアップをいかにして再現性の高いスクールカリキュラムへと落とし込めるかを、常日頃から追求しています。

ロンジェの風水指導では、常にテクニックより歴史、思想、理論を重視してきました。そして、これは、そして、インテリアデザインの世界にも同じことが当てはまることを実感しています。

一般書や、TV、雑誌の特集などでは、誰にでもすぐにできる簡単な風水の実践法がもてはやされます。しかし、実際のところ、風水には万人に必ず効く処方箋などありません。ただ、プロとして他人の診断まで行うのは難易度が高くても、自分と家族のために東洋哲学や自然療法を取り入れるのは、東洋哲学の本質的なことを理解できていれば、そんなに難しいことではありません。

インテリアデザインの世界も同じで、西洋の古代ギリシャ・ローマ時代から脈々と続く歴史的な流れが土台にあることがデザインのアイデアにつながります。

細切れに分断されているインテリアの「点」を自分の内側にある体系化された知識で「線」につないでいくことができれば、「面」をつくることができるわけです。インテリアデザインとは、「面」をつくる作業と言えるでしょう。

昨年、テーブルコーディネートのレッスンを1年間受講してたことで見える世界が変わりました。インテリアデザインの土台ができた感覚です。これまでは、感覚を頼りにインテリアデザインを実践してきましたが、実践経験と理論がリンクすると見える世界が変わります。ヨーロッパの食卓史や色彩理論、そして、色彩理論とリンクしたインテリアスタイルの分類について体系的に理解することができました。

テーブルコーディネートはインテリアの縮図。これまでインテリアの実務で経験してきた「点」が
体系化した知識の習得により、「線」でつながった感覚がありました。

この体験から、スクールのカリキュラムにも、西洋インテリアの基本を身につける内容を追加することを決定。これまで風水の比重が高かったスクールカリキュラムを、東洋の精神性や風水哲学を学ぶ内容を50%、西洋の装飾文化とデザイン性を学ぶ内容を50%に進化させます。

私は今、琉球風水師という肩書で仕事をさせていただいていますが、大学院で執筆した修士論文はアナウンス技術の日英対照研究でした。

文化が異なる地域で生まれた技術の相違点と共通点を見つけ出し、相違点については、その文化固有のものなのか共通点については、二国間において共通なのか、それとも、世界共通なユニバーサルなものなのかを見極めていく研究でした。研究対象とする双方の文化を深く理解する必要があり、二国間の対照研究は、研究量が2倍ではなく、4倍になると教授に言われたことを、今も覚えています。

まさに、風水とインテリアも全く異なる世界を融合させる技術ですし、思想も東洋と西洋で大きく異なります。しかし、私は西洋の装飾美と東洋の精神性を融合したスタイルに憧れ実践を試みてきました。

このインテリアスタイルを私は「グローカルスタイル」と名付けたいと思います。

西洋と東洋、双方のの歴史、理論、思想という「本質」にアプローチできれば、両方のいいところを生かした折衷スタイルを作り上げることができます。

ロンジェの風水空間デザイン1級講座では、ご自宅の一部屋を総模様替えしていただくプランを実際につくります。今年に入って、受講生の提案レベルがぐっと上昇。それを見て、「歴史や理論を知っていれば、もっといい作品ができるのに」と、感じました。やはり、歴史、思想、理論をすっとばし感覚やテクニックでなんとかしようと思ってもそれはできないことを実感しました。せっかく風水を学んでも、インテリアのデザインスキルがないことで美しい空間に住むことができなければもったいないですよね。

スクール講義でのインテリアコーディネートのアドバイスも今年に入って、ずいぶんと進化しました。受講生は全国におりますので、模様替えのプラニングで、インテリア系のショールームに行って頂く際は、事前にロンジェからショールームへご連絡を入れて受講生が伺うご挨拶をしています。そして、受講生のお気にめしたサンプルをロンジェまで送っていただくようにお願いしています。こうすれば、家具、壁紙、カーテン、椅子生地などサンプル素材をあわせて、オンラインでもコーディネートのアドバイスができますからね。受講生からは、事前にロンジェから連絡がいっていることで、「丁寧に対応してもらい、安心して相談できます」と、ご好評をいただいております。

2012年9月に開校した風水スクール事業ですが、この10年、毎年かかさず、カリキュラムをアップデートしてきました。いつも、受講生のニーズから進化発展のヒントをいただいてきました。これからも、ロンジェは受講生の夢の実現をサポートするために、進化し続けていきたいと思います。

今年の後半は、以下の新しい資格取得講座を2つスタートできるよう準備しています。

・琉球テーブルスタイリスト資格取得講座
・風水空間デコレーター資格取得講座

南城市のロンジェ琉球風水アカデミー玉城本校にて定員5名の少人数制サロンレッスン。
受講期間は6ヶ月、全6回。沖縄まで来れない時は、オンライン受講も可。

英国の伝統的テーブルスタイルに、琉球の伝統工芸品を融合し、格式高いテーブルを演出する「琉球テーブルスタイリスト」

英国のインテリアスタイルに、東洋の精神性を融合させ、インテリアの装飾美をデザインする「風水空間デコレーター」

以下のような方が対象です。

・西洋の装飾美と東洋の精神性が融合したグローカルスタイルのインテリアをデザインしたい方

・自然療法や自然食など、ナチュラルなライフスタイル提案のお店やサロンを美しく心地よくしたい方

・仕事をしながらでも、物事は本格的に体系的に学びたい方

・知識を得るだけでなく、実践してちゃんとできるようになりたい方

・学ぶことが一番の目的だけど、先生や友人との交流、通学も楽しみたい方

・学ぶ時には、どこで学ぶか空間を重視し、こだわりの空間で学ぶことに価値を感じる方。

2023年10月にスタート予定。詳細が決まりましたら、改めてご案内いたします。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/