週刊タイムス住宅新聞の1面〜3面に、ロンジェ®琉球風水アカデミー風水空間デザイナー®試験合格者によるリノベーション作品が特集されました。風水空間デザイナー®であり、インテリアデザイナー黒石レイチェルさんは、琉球風水の理論で空間をづくり、築35年の沖縄のコンドミニアムをセカンドハウスとして全面改修しました。1面に掲載された寝室からリビングへ続く約4メートルの壁には、木枠で囲まれた壁紙が一枚の絵画のように映えます。
今回の記事では、週刊タイムス住宅新聞(2025年11月7日号)に掲載された、受講生レイチェルさんの「こだわリノベ」ストーリーをご紹介します。2・3面では、琉球風水を取り入れたリノベーションの工夫や、インテリアの統一感を生み出すコーディネートのポイントが詳しく紹介されています。
ぜひ、週刊タイムス住宅新聞の誌面でもご覧いただけますと幸いです。
▶ 記事を「週刊タイムス住宅新聞」公式サイトで読む(新しいウィンドウが開きます)
風水空間デザイナー®が実践する、美と氣のリノベーション(2面)

レイチェルさんのリノベーションは、古いものを新しくて美しいデザインにするだけの改装にとどまらず、琉球風水の思想を空間に取り入れた実践的なプロジェクトです。特に印象的なのは、「何を見て暮らすか」という視点。恩納村の朝焼けをイメージしたコーラルピンクの壁紙を主役に据えることで、日々の暮らしの中に陽の氣を取り込み、心身の活性を促す空間を生み出しています。
また、寝室とリビングを緩やかに分けたゾーニングは、「陰(休息)」と「陽(活動)」のバランスを整える典型的な風水的アプローチ。アーチ型のスタンドライトや木枠で囲まれた壁面アートは、氣の流れをやさしく導く“結界のデザイン”としても機能しています。
自然の恵みを象徴する素材や色彩を取り入れながら、風水空間デザイナー®としての学びを自邸で表現した好例といえるでしょう。
琉球風水が目指す「美と氣の調和」が、ここに体現されています。
暮らしに息づく、琉球風水の理論と美のバランス(3面)

レイチェルさんの空間づくりでは、琉球風水の理論をもとに「氣の流れ」「陰陽」「五行」「色の調和」が一貫してデザインされています。特に水回りの動線変更とアーチ壁の設計は、氣の通り道を穏やかに整える代表的な手法。視線とエネルギーの流れを制御することで、空間全体に安定感と安心感を生み出しています。
また、東方位に「木の氣」を持つ洗面室には抹茶グリーンを採用。五行理論に基づく色彩設計で、空間の性質と方位エネルギーを調和させています。
このように、方位・素材・色彩を総合的に捉えるのが琉球風水の特徴であり、装飾的な意味だけでなく、“氣が循環する美しい暮らし”をデザインする哲学が息づいています。
学びを通して理論を自分の住まいに実装し、美と氣の両面から空間を整えていく姿は、まさに風水空間デザイナー®の実践そのもの。
自然と人が調和する“至福の氣の流れ”が、暮らしの中に静かに息づいています。
掲載情報:
週刊タイムス住宅新聞(2025年11月7日号)掲載
▶「築35年、コンドミニアムでシニアライフ」記事はこちら(新しいウィンドウで開く)
東道里璃(とうどう・りり)より
受講生の皆さんが、それぞれの空間に「自分らしい氣の流れ」を見つけていく姿を見るたびに、琉球風水が持つ力の奥深さを感じます。レイチェルさんのように、自然の光や風、素材の温もりを活かした住まいづくりは、デザインが美しいだけでなく“生き方そのもの”の表現です。
ロンジェ®では、建築・インテリア・ライフスタイルの分野から学びを深めたい方へ、風水空間デザイナー®養成講座をはじめとする各種プログラムを開講しています。琉球風水の思想を通して、空間と人生を美しく整える学びをぜひ体験してください。
👉 ロンジェ®琉球風水アカデミー 各講座一覧を見る(新しいウィンドウで開く)
✉️ 東道里璃メールレターのご案内
季節の移ろいや、空間に流れる氣のめぐりを感じながら、日々の暮らしを美しく整えるためのヒントをお届けしています。「琉球風水をもっと身近に、もっと心地よく」東道里璃が二十四節気のリズムで綴る、静かな時間の便りです。
東道里璃 (とうどう りり)
最新記事 by 東道里璃 (とうどう りり) (全て見る)
- 【週刊タイムス住宅新聞 掲載】ロンジェ®琉球風水アカデミー受講生のリノベ作品が語る“氣の流れ”の空間美 - 2025年11月7日
- 琉球風水とニライカナイ信仰に久高島で出会う:沖縄思想の源流に触れる旅 - 2025年9月19日
- 四柱推命の命式の仕組みを理解する|十干十二支の基礎知識 - 2025年9月10日


この記事へのコメントはありません。