ロンジェ琉球風水アカデミー、学長の横川明子です。
とてもお世話になっている台湾人の友人へのプレゼントを探して、琉球酥(りゅうきゅうすー)に出会いました。
琉球酥とは、簡単に言うと、台湾のお土産で有名なパイナップルケーキのことです。
パイナップルで作った餡を、クッキーのような生地で包んで、焼いたお菓子です。
台湾人の友人に、台湾の代表的なお土産のパイナップルケーキを持って行くのも、どうかと思ったのですが、パイナップルケーキと言っても、台湾ではたくさんの種類があって、お店によって味が違います。
琉球にも高品質なパイナップルケーキがあることを知ってもらって、お互いの食文化の共通性や違いを感じてもらえたらと思い選びました。
琉球酥とは、琉球酥本舗さんの商品名であり、スーパーや一般的なお土産屋さんでは、目にすることはありません。私も、この琉球数を買うために呼び出す牛の沖縄県中央卸売市場にある工場直営店舗に行ってきました。
この工場で、毎日手作りで、琉球酥が作られているとのことです。
お店に入ると、琉球酥と、マンゴーの餡の入った万果酥(マンゴスー)の試食をを準備してくださいました。
お菓子のオリンピックと言われている全国菓子大博覧会などで、数々の受賞歴を持つ琉球酥。とっても上品なお味でした。防腐剤・人工甘味料を使用しておらず、安全、安心です。
パイナップル、マンゴーそれぞれの餡に個性があって、両方を組み合わせてもらって箱に詰めてもらい、味の違いを楽しんでもらうことにしました。
ちなみに私は、万果酥の方が個性が強くて好みでした。万果酥は、本土復帰20年、そして首里城復元を祝い、沖縄の物心両面の本当の豊かさを祈願し、郷土の華として創られたそうです。素敵な想いが込められていますね。
パイナップルやマンゴーの餡を包んでいる、外側のサクっとした柔らかいクッキーのようなお菓子は、酥(すー)といいます。これは、古代の中国皇帝が祭祀で天に捧げたものから、現代に伝わってきているということです。
琉球王朝時代、琉球は中国の冊封国であり、福建省からの移民の受け入れや、王府の役人が福建に留学していたことで、中国の文化が琉球に入ってきました。
台湾も、福建からの移民によって文化が築かれ、沖縄と台湾には様々な共通項を見出すことができます。
東京に住んでいた頃は、台湾は諸外国の一つだったんですけれども、沖縄に住んでいると、いろんな意味で台湾をとても近く感じます。
次回、台湾に行く時には、この琉球酥と万果酥と供に、琉球のおもてなしの心も一緒に届けたいと思います。
琉球酥は一個350円。万果酥は一個400円。8個ずつ計16個の詰め合わせて、お値段は6000円。お菓子のお土産としては、高級ですよね。
しかし、大切な人への、心を込めたこだわりの贈り物としては、とても素敵なんじゃないかと思います。
琉球酥を買えるお店は、私が訪れた工場直営店舗の浦添市の沖縄県中央卸売市場と、空港近くの奥武山に店舗があるそうです。そして、わしたショップの国際通り店と那覇空港店でも買えるということなんですが、最も商品数が多いのは、ここ、沖縄県中央卸売市場の工場直営店舗だそうです。インターネットでも購入できます。
工場直営店舗さんのロゴマークは、ロンジェと同じ鳳凰。五色の美しい鳳凰の包装紙や紙袋、そして、熨斗紙も美しく、縁起物の贈り物には、喜ばれると思います。お祝いや、お返し、大切な人へ届ける贈り物に、とても良いのではないかと思います。
東道里璃 (とうどう りり)
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