ロンジェ琉球風水アカデミー、学長の東道里璃です。
2020年10月のロンジェ琉球風水アカデミーの活動報告をいたします。
出版・メディア掲載
商業出版決定
専門書の出版社、ガイアブックス社(東京港区)さんから、出版が決まり、契約書を交わしました。
漠然と「出版したい」と思ったのが、5年〜6年前だったと思います。新聞コラムを連載してきて、情報もずいぶんとまとまってきたものの、どうやったら出版ができるのか、わからないままでした。
2019年の年始の目標設定で「出版する」と手帳に書き、実際に出版した方に出会い、フリーの編集者との出会いまではあったのですが、昨年は出版が決まりませんでした。今年、2020年1月の目標設定でも、「出版する」と書き、目標設定も2年目でしたので、「絶対に出版する」と決断しました。
そして、今年の2月に今回の企画書作成をサポートしてくださった編集者に出会いました。編集者とであったことで、これまで、新聞コラムを連載してきて、情報がある程度まとまっているにもかかわらず、なかなか出版につながらなかった理由がわかりました。それは、私の書いている内容は、「一般書」ではなく「専門書」だったからでした。
企画書を作成している途中も、出版のコンセプトを決める際に、「一般書」か「専門書」かで、何度か揺れましたが、本当に自分が届けたいのは「専門書」であると決断できてから、一気に企画書の作成が進んで行きました。
私の書斎には、ガイアブックスさんの本だけしかはいっていない棚があるほど、ガイアブックスさんの大ファンです。ガイアブックスさんから出ている風水の本をほとんど持っていますが、世界的に活躍されているリリアン・トゥーさんなどの外国人の風水師の方しか、出版されていません。琉球風水が、日本の風水とは違った、世界レベルの風水として受け取っていただけたことに、喜びを感じています。
現在、執筆活動に入っています。来年の夏を目指して、書き上げていきたいと思っています。
沖縄タイムス 首里城特別企画 「首里城の風水」取材協力
2019年10月31日の首里城から1年が経ち、2020年10月31日は、首里城の復興を願う気持で、沖縄県は満ち溢れていました。この日の首里城特集号で、琉球風水師として、「首里城の風水」の特集記事の取材協力をさせていただきました。
大手メディアで、王城の風水解説をするのは、はじめてのことでしたので、改めてリサーチを重ねていきました。今回の企画で、「首里城の正殿と浮道の方位」について書こうと思い、いろいろ調べていたのですが、300年前に風水鑑定報告書が書かれた時に使われた羅盤を調べてみると、どうやら現在の磁北と300年前の磁北には、大きなズレがありそうなことがわかってきました。
現在の磁北は、沖縄の場合、真北より5度西に偏りがあり、日本は全体的に磁北が西に偏っています。しかし、どうやら300年前の磁北は、東に偏っていたかもしれない。そうすると、300年前の首里城正殿の風水鑑定と、今の首里城正殿の風水鑑定の結果が異なるということになります。
これは、時間をかけて入念なリサーチをしないと答えが出ませんので、新聞記事では、300年前の報告書の内容をお伝えさせていただくだけに、とどまりました。
首里城は、調べれば調べるほど謎が出てくる。そういうところです。これが、もう楽しくて楽しくて、やめられない理由です。
新築住宅の風水設計コンサルティングサービス 新メニュー
新築設計ワンストップコンサルティング開始!
新築住宅への風水アドバイスは、しばらくお休みをしていたのですが、新築住宅設計のトータルコンサルティングを再開いたしました。しばらくお休みしていた理由の一つが、風水鑑定のご依頼が、設計の途中でスポット的なアドバイスをご希望される方が多いことでした。
「玄関の位置をみて欲しい」「階段の位置をみて欲しい」など、部分的に住宅を捉えてご相談されるのですが、玄関や階段の位置を変えるということは、間取りが全て入れ替わるようなことです。それを、1回の風水鑑定でアドバイスして欲しいというご要望には、お応えできないため、新築の風水相談は受け付けておりませんでした。
今年に入ってから、ロンジェ®️の講座にインテリアデザインのカリキュラムもできあがり、新築住宅の間取り設計だけではなく、壁紙や床などの内装や、家具・カーテンなどのインテリアの仕上げまで、サポートできるようになりました。そして、講座事業を完全オンライン型に移行しましたので、新築設計のコンサルティングを行うと同時に、お客様に風水や住宅設計について学んでいただける環境が整いましたことから、「新築住宅設計のコンサルティング再開」を決断しました。すでにお申し込みが入り、プロジェクトがスタートしています。
コンサルティングサービスの難しいところは、お客様がその時直面している課題解決はできますが、お客様にとっては体系的な知識が得られないことです。家づくりをされるご本人が、住宅や風水に関する知識がない場合、質の高い質問をすることや、要望を出すことはできないですし、わからないことがあるたびに、専門家に聞かないと前に進めません。
しかし、コンサルティングを受けながら、自分の進めているプロジェクトについての体系的な知識を身に着けることができれば、専門家が一体なにをしようとしているのか、その意図を読み取ることができ、対等に意見を交わすことができるようになります。
家づくりでは、施主様が、ディレクターとしてご要望を出される立場にありますので、家づくりの成功は、施主様が握っています。その施主様に、知識を深めていただける環境を提供させていただくことで、短時間で、精度の高いコンサルティングサービスを行い、プロジェクトの成功に導いていけるよう努めてまいりたいと思います。
土地の風水鑑定サービス開始!
受講生からのご要望で、土地の風水診断のサポートサービスも開始しました。
ロンジェ®️の講座は、基本的に一般住宅の風水を良くするための講座です。建築・インテリアの実務を行っている方であれば、プロの知識とスキルに琉球風水の知恵と技術をプラスしてビジネスに生かしていただくことも可能ですが、建築・インテリアの実務経験のない方にとっては、ロンジェ®️の講座を1年学んでも、例えば、商用空間の建築設計したいと思っても、風水ディレクションを出すことは難しいでしょう。
そこで、商用空間の新築準備中の受講生の方より、講座受講から新築設計のトータルコンサルティングへ移行のご要望がありました。ただ、新築の設計というのは、設計プランの作成の前に、土地探しからはじまっています。土地探しのサポートというのは、タイミングなど、大変難しいものがあり、これまでは、スクールの卒業生で、ご縁のあった方のみ、対応してまいりました。
今回、新築設計トータルコンサルティングを再開したタイミングでしたので、新築設計トータルコンサルティングのご依頼を予定されている方を対象に、前金をいただくことで、土地探しを付帯サービスとして、ご提供させていただくことにいたしました。
コンサルティング料金の一部を前金としてご入金いただき、2年間で3回程度の現地調査と風水診断のお手伝いをいたします。土地が見つかるかどうかは、ご縁なので、時間は読めないのですが、無期限契約というわけにはいきませんので、一旦2年という期間をもうけています。期間内に土地が見つからなかった場合には、2年間のご相談状況によって、その後どうするかは話し合って決める予定です。
前金という性質で、新築のコンサルティング料金から最終的には差し引きさせていただくので、実質的には、土地の風水診断は、新築コンサルティングの料金に含まれたサービスになります。
新築設計ワンストップコンサルティングのサービスは、2年間の契約になりますので、既に土地が決まっていることを前提です。しかし、これから土地を探される方にとっては、時間が読めないので、前金をいただいて、一旦切り離してサービスを提供することで、土地探しから竣工まで、トータルにサポートさせていただければと思います。
一流建築士との新築住宅設計コラボレーション商品 順調に準備中!
ロンジェ®️のHPでも、ご紹介させていただいている、一級建築士の金城司さん(門一級建築士事務所 取締役)と、百名伽藍(沖縄県南城市)のカフェにて、ミーティングを行いました。
これまでも、司さんからは、「いつでもお声がけ下さい」と、ありがたいお言葉をいただいていたのですが、ロンジェ®️のサービスとして、みなさまにわかりやすくご提供できるよう、HPや広告を制作していきたいと考え、サービスの概要やお申し込みの流れなどを、話し合ってまいりました。
琉球風水師の東道里璃と、一級建築士の金城司さんとのコラボレーションによる、新築住宅の琉球風水設計ワンストップサービスのご相談窓口は、ロンジェ琉球風水アカデミーになります。ロンジェ®️のHPから、個別相談をお申し込みいただいて、ヒアリングさせていただき、ご対応できる場合に、金城司さんにおつなぎして、コラボレーションにてサービスの提供をさせていただきます。東道里璃と金城司さんにより、土地選びのサポートもさせていただきます。
年間限定1名様とさせていただきます。
土地の見立てから、建築計画、建築設計、インテリアのトータルコーディネートまで、琉球風水師と一級建築士のコラボレーションにて、新築住宅の設計をワンストップで対応いたします。なお、こちらのサービスは、当面の間、沖縄県内で新築をご予定の方に限定させていただきます。
これからHP、広告の制作を行ってまいりますが、新築をご予定で「話を聞いてみたい」と思われる方は、体験セミナーページの一番下にある「個別相談」をお申し込みいただければと思います。
金城司さんとのコラボレーションによる、新築設計トータルコンサルティングについては、まずは、こちらのページの最下部にある無料のWEBセミナーにご参加ください。
講座実績と受講生のご感想
10月は、講座のカリキュラムの中でも難易度の高い課題である、琉球風水鑑定報告書や、インテリアデザインのプレゼンボードの提出がありました。
琉球風水鑑定報告書 課題提出のご感想
1.風水鑑定報告書の作成中、「なぜその部屋にそのカラーを選んだのか」が、途中で、よくわからなくなってしまいました。設計士、コーディネーター側が、自分自身で持っておく軸の重要性を実感しました。
2.寝室、玄関、浴室など部屋の役割の軸、そこで得たい感情とカラーの軸を実際の実務の経験通して振り返り、まとめておく。その人その人の軸をプロはもっておくべきだと感じた。私にはまだその軸がないことに気づいた。Lily先生が、コンドミニアムホテルのインテリアコーディネートの際に作成したカラーコンセプト設計図のように、カラーの軸、部屋の役割の軸を作成したいと思いました。それをすることで、自信をもって施主に説明できるし、施主も納得感、ブレがなくなると感じました。
3.父親、母親、子どもたち、祖父母など、ここに住む家族の個々の関係性と使用する部屋とをチェックし、それから各部屋の役割を落とし込むと、施主に、納得感やぶれがなくなると感じた。
4.風水鑑定奉公書は、1度たたき台を完成させてから、2回は見返し、修正する時間が必要。しかし、なかなかその時間がつくれなかった。。。一旦書ききって初めて自分のやるべき課題が見えてくる。その課題を踏まえて、繰り返しの修正、修正の必要性を感じた。
琉球風水インテリアデザイン プレゼンボード制作のご感想
1.理想のインテリアの写真を集め、インテリアの時代背景やデザインの特徴を調べることで、自分の好きなデザインや形、色使いの傾向がつかめてきた。インテリアスタイルの方向性もある程度絞り込め、以前検討していた家具は、実は好みのものとは少しズレていたことも分かった。
2.カラーパレットを作成することで、色を探すときに明度や彩度、ベースカラーなどの微妙な違いを、より強く意識するようになった。色の微妙の違いを見極めるのに苦戦し、色を探し当てるのに時間がかかってしまったが、見つかったときの達成感がなんとも言えず、楽しく作業ができた。
3.インテリアの検索キーワードの精度を高めていきたい。各時代のインテリア様式の特徴について、もっといろいろ調べて、落とし込める時間を取れるようにしたい。
ロンジェ®️認定 琉球風水空間デザイナー資格試験講座 2021年1月スタート!
ロンジェ®️のインテリアデザイン講座をまもなく終了する受講生から、資格試験の内容に対する要望をいただきました。ロンジェ®️の資格はインテリアの実務経験3年以上を対象としていることから、「琉球風水インテリアデザインのプロジェクトを自らもってきて実行する、実践的な内容にして欲しい」とご意見をいただきました。
モニターを自ら探し、琉球風水を取り入れてインテリアデザインを実際に提案するワークフローを、3ヶ月という期間でやっていただく形にしました。来年の春には、琉球風水空間デザイナーの第1号を輩出できますよう、私もしっかりとサポートしていきたいと思います。
スクール事業は、2つのコースを設置
2021年2月より、あなたの目的に合わせて2つのコースをスタートします。
来月(2020年11月)のロンジェ®️アクションプラン
- 出版に向けて、執筆開始
- 金城司さんとのコラボレーション商品のHP制作
- 講座のHP制作
新しいサービスがどんどん追加されていきますので、わかりやすく商品の内容をお伝えできますよう、WEBサイトの制作を進めてまいります。今しばらくおまちくださいませ。
琉球風水を取り入れたい方は、まずは、無料のWEBセミナーにご参加ください
東道里璃 (とうどう りり)
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