音声コンテンツの内容をテキストでもお読みいただけます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ロンジェ琉球風水アカデミー、学長の横川明子です。
昨日は、経営コンサルタントに相談の日で、今後の風水建築設計コンサルティング業務をどのように展開していくか、話合いをしてきました。
風水コンサルティング業務といっても、様々なパターンがあります。単発のスポットコンサルティングであったり、土地の見立てから、建築設計、インテリアまで関わるトータルコンサルティングであったり。私にとってはどのスタイルが一番相性が良く、楽しいのか。そして、結果が出るのか。
また、お客様にとっては、風水コンサルティングを120%活用できて理想の家が手に入れられるような環境とはどのような環境なのか。
これらのことについて深く考える一日となりました。
まずはじめに、風水コンサルティングを受けても、50%以下程度にしか効果を受け取れない典型的なポイントというのが三つあります。
1)依頼者が風水をきちんと理解していないこと。
2)依頼者の暮らしの価値観が明確になっていないこと
3)設計を進めていって、問題が難しくなって、緊急性をおびてから、初めて専門家に相談するという状態
これらの要素が一つでもあると、設計のコンサルティングを受けても、なかなか効果的に活用ができません。
もちろん、緊急事態で依頼を受けた時というのは、それなりに、その段階、その状況で、可能な限りの改善プランを提案しますが、すでに問題が複雑化していて、『もっと前に相談しておけば良かったです』と、必ずといっていいほど言われます。
風水に限らず、専門家に相談をする際というのは、その分野の基礎知識というのはある程度頭に入れておき、それに対する自分の価値観を明確にしておく事はすごく大事ですよね。
そして、準備・計画をして、全体の方向性を見定めてから、プロジェクトをスタートするという、ポイントを押さえておくとで、専門家のコンサルティングを受けた時にも、有効活用することができるんじゃないかと思います。
2019年3月に沖縄タイムス副読紙の「タイムス住宅新聞」に、琉球風水のトータルコンサルティングで理想の家を手に入れた、施主様の家が、一面記事として掲載されました。
私から見ても、『これだけ家作りに成功した事例は見たことがない』というような奇跡の家です。
しかし、『これは偶然が重なったから奇跡が起きた』というより、『施主様の思いと行動が様々な偶然を引き寄せて奇跡を起こした』という、能動的な奇跡だと感じています。
施主様は、『土地を探しています』と、家づくりの1年前から私の主宰している琉球風水スクールに通い、その他のも、さまざまな住宅に関する勉強をされていました。
この学びのプロセスで、暮らしに対する価値観を明確にしていきました。風水を学ぶことで、住み心地の良い家、気の流れの良い家というのはどのようなものか、という全体像と方向性を掴み取って行きました。
実際に土地が見つかって建築士を選ぶ際も、琉球風水と相性の良い設計会社を選ぶことのできる感覚を身につけていらっしゃいました。
設計をされたのは、私も『この建築士さんと一緒に設計してみたい』と憧れを抱いていた建築士、門一級建築士事務所の金城司さんでした。さらに、驚いたのは、司さんの技術というのは、図面上で見ていた想像を遥かに超えていて、高度なレベルの心地よい気の流れというのが作られた家が出来上がりました。
私自身、深い感動を得るほどの住宅が出来上がったわけですが、『この奇跡を作り上げたのは、風水師でもなく建築士でもなく、やはり施主様である』ということを強く感じています
『これから、風水を取り入れて心地よい、氣の流れの良い家づくりを成功させたい』という方は、以下の3つのポイントを参考になさってください。
1)風水の知識を学び風水の全体像をつかむ
2)住宅のメンテナンスを自分でしていくことで、暮らしに対する価値観を明確にしていく
ロンジェ琉球風水アカデミーの講座では、住宅の中の、一部屋一部屋を自分の手によってお手入れをしていきます。風水を実践することで、住宅の氣の流れが悪い原因に、自分で気づくことができます。
それが、自分の生活習慣にあるのか。それとも考え方や思い込みにあるのか。または、住宅の構造そのものにあるのか。どこに原因があるのか見定めることによって、新築住宅を設計する際には、適切な要望を出すことができるようになります。
3)土地が見つからる前、住宅を購入する前から準備計画をし、プロジェクト全体の方向性を見定めておくということと。
何事も、計画通りに事は運びませんが、まったく計画を立てずに行き当たりばったりで取り組むのと、計画を立て、リスクに備えておくことは、まったくレベルが違います。
家づくりを考え始めたら、土地を買う前、住宅購入する1年くらい前から、住宅を購入するための心の準備、思考の準備をしておくといいと思います。
以上三つのポイントを、これから家づくりされる方は参考になさってみてください。
3面にわたってタイムス住宅新聞に掲載された新築住宅の特集記事を、こちらからお読みいただくことができます。(PDF)
東道里璃 (とうどう りり)
最新記事 by 東道里璃 (とうどう りり) (全て見る)
- 【ロンジェ琉球風水アカデミー】月次実践レポート2024.4 - 2024年5月9日
- 3月3日上巳節・浜下り/中国・日本・沖縄を比較検証 - 2024年5月3日
- 2024年二十四節気「清明」4月辰月の過ごし方 活かす点と注意点 - 2024年4月4日
この記事へのコメントはありません。