ロンジェ琉球風水アカデミー、学長の東道里璃です。

トイレは、どこに置いても
良い場所というのはないのですが、
できるだけ避けたい位置があります。

これから、住宅を設計する方、購入する方、借りる方は、
住宅を選ぶ際は、トイレの位置に注意してください。

トイレは、人体に例えるとお尻。
口から入った栄養分が、体内を巡ってエネルギーとなり
不要なエネルギーが、お尻から排出されます。

住宅の口は玄関です。
玄関から入ったエネルギーが、
住宅の中を十分に巡った後に、
トイレで排出されるような氣の流れのラインを描けるのが理想的です。

トイレの配置で、避けたい場所は、二か所あります。

1)玄関正面のトイレ
2)住宅中央のトイレ

玄関近くにトイレがあるケースは多いのですが、
玄関ドアと、トイレのドアが
向かい合っている家は避けましょう。

玄関から入ったエネルギーが
住宅を巡ることなく、
一直線にトイレに入り、流れてしまいます。

住み心地としても、
玄関ドア正面にトイレのドアがある間取りだと、
トイレに落ち着いてはいることができず、
トイレを出る時に、玄関先にいる方と鉢合わせになるのは
あまり気持ちがよくないですよね。

住宅中央とは、人間というと丹田にあたります。
氣が集まるところに
氣に排出口があると、
その住宅の氣が流れ出てしまいます。

これらのトイレの配置は、
財運が漏れる、漏財宅(ろうざいたく)といわれる間取りです。

ロンジェの琉球風水は、
「どんな間取りでも、住み心地を良くすることができる」
というのが、基本姿勢です。

しかし、実際、玄関ドア正面にトイレのドアがある家に住んだことがあり、
また、デザイン的に氣にいって借りようと思った家が
玄関正面にトイレがあり、
なんとか住めないだろうかと考えました。

これだけは、どうにもならなかったです。

既存住宅の方が、この間取りにお住まいで、
このブログを読んだ時のお気持ちを考えると
情報を公開するのに、なんとも言えない気持ちになります。

ただ、何かずっと違和感があったり、
その家に住み始めてから、何故かわからないけど
お金が流れていくと感じているのでしたら、
原因がわかったという意味で、お役に立てれば幸いです。

問題は、トイレ(便器)の配置というより、
トイレのドアの位置です。

間取りによっては、ドアの位置を変えるだけ、
改善できる場合もあります。

これから家を建てられる方、購入される方、借りられる方は、
是非、参考にされてください。

マンションの間取りでも、
賃貸住宅の間取りも、
漏財宅の間取りをよく見かけます。

新築住宅の風水設計プランを成功させる、間取りや家具配置のポイントを記事でまとめています。詳しくはこちら。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東洋哲学の陰陽五行、琉球王朝の風水思想を、働き方・暮らし方・生き方に活かす「陰陽ライフスタイリスト講座」を主宰。宇宙の法則「陰陽論」を、脳科学・色彩心理学・西欧伝統インテリア・ライフデザインと統合。オリジナルの”陰陽ミキサー”を使った再現性の高い「陰陽バランス調整法」を提唱する。女性経営者、社長夫人など、会社経営に関わる女性の悩みやストレスに寄り添う。人間関係や心の在り方はお金には換算できないが、失った時の損失は計り知れないことから、会社と家庭の双方における、関係者との関わり方、室内環境の調え方、役割、心得など、陰陽の調和の取れた理想のライフスタイルへと変革するための支援を行っている。 「幸せになるには原理原則があります。他人を変えることはできませんが、自分を変えることはできます。古代中国から伝わる宇宙の法則「陰陽論」で人生のバランスを取り、新しい生き方の扉を開きませんか」 特典付きニュースレター「陰陽ライフスタイル通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/