ロンジェ琉球風水アカデミー、学長の横川明子です。

全6回の連載コラムでお伝えしてきたリビングの五色のインテリアコーディネート。
最終回は、「緑」がテーマカラーです。

インテリアをコーディネートをする上で、緑はとても使いやすい色です。
森の中に入ると、人間は誰もが癒されますから、リラックス空間のテーマカラーとして人気があります。

しかし、琉球風水の視点から、心地よいリビングを作るためには、緑の使い方に、少しばかり注意点があります。

それは、リビングに、緑をテーマカラーとして使う場合には、
陽のエネルギーを補ってあげることです。

緑は、色彩心理学の視点では、暖色でも寒色でもない中性色というポジションですが、
陰か陽かという視点でみると、やや陰性のカラーです。

彩度や明度などにもよりますが、どちらかというと、
緑は、落ち着きや癒しなど、穏やかな感情と結びつく色だからです。

人が集まるパブリック空間のビングに、緑をテーマカラーとして使う場合には、
陽のエネルギーを補ってあげると、リビングに必要な活気や華やかさが出てきます。

森の中に美しい花を見つけると、心が躍るように、
インテリアにも、赤やオレンジなどの暖色や、華やかな柄で、
アクセントをつけると
落ち着きのある癒しの空間の中にも、
心が明るく元気になるエネルギーがプラスされます。

今回のインテリアコーディネートでは、
赤のクッションや、華やかな色と柄のクッションを使ったり、
レースのカーテンや、小物に鳥を入れることで、
華やかさを加え、動きを感じる空間へと彩りました。

花、リーフ、鳥など、幸運のモチーフを取り入れ
幸福度の高い空間づくりをしています。

新聞コラムでは、ファブリックをトータルコーディネートして、
心地よく美しい緑がテーマカラーのリビングを作る方法をお伝えしていますので、
こちらも是非お楽しみくださいませ。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/