前海佐季子さんのインタビュー動画(9分)

風水空間デザイン™️実践会の受講生の“生の体験談”をご紹介します。

今回は、住宅建築に携わって20年のベテラン一級建築士・インテリアコーディネーターの前海佐季子さんです。

 受講前の状況は?

感覚的にプランニング。もっと論理的に説明できるようになりたい

これまで20年、インテリアコーディネートの仕事に携わり、住宅を中心に120戸ほど手がけてきました。住まいにはデザイン的な部分だけでなく、心地良さなど、空間と人の心理に関する目に見えない部分があります。目に見えない部分は感覚的にプランニングしていたので、私自身がお客様にうまく説明できない部分がありました。お客様も感覚的なので、どうしても決断に時間がかかってしまうのが悩みでした。もっと質の高い空間を提案したい、という思いがあって、何千年もの歴史のある風水を学ぼうと考えました。

 受講のきっかけは?

風水を学べば、もっとワクワク仕事ができそう

風水はどちらかという何かを制限していくイメージがありましたが、風水空間デザイン™️は逆で、「こんなポジティブな風水もあるんだ」と驚きました。体験セミナーを受けてこれを学べばもっとワクワクしてプランを提案することができ、お客様も家づくりをワクワク楽しめるのではないかと感じたんです。

もともと首里城や琉球民家が好きだったので、琉球の風水の考え方に則った風水空間デザイン™️を学ぶと、住宅とインテリアがどのように変わるのかと興味が沸きました。風水空間デザイン™️は、学びのプロセスがわかりやすい手順になっていたので、これならうまくインテリア設計に取り入れられると思い、受講を決めました。

 受講後の変化は?

軸が定まり、ブレることなく自信を持って提案ができるように

ロンジェ®︎の講座は、空間をきちんと分析した上で提案していきます。分析表があるので、プロジェクトの軸が定まり、途中でお客様が迷った時も、方向性がブレることがなくなりました。分析表は私の財産でもありますが、お客様の財産にもなるという思いで作成しています。風水空間デザインを学ぶことで、なぜこのような提案をするのか、デザインの理由が明確になっていくので、自信を持って、より質の高い住空間を提案できるようになりました。

お客様の将来まで考えながらプランニング

風水からいただくエネルギーや、運氣などを考えながら設計ができるようになったことで一番大きく変わったのは、お客様の住まいとの向き合い方です。それまでは客観的に見ていたのですが、お客様寄りの主観的な目線に立って、住む方の将来まで考えながらより楽しくプランニングすることができるようになり、やりがいが増しました。

カラーコーディネートと家具レイアウトの仕方も、大きく変わりました。これまで感覚的にやっていたカラーコーディネートが、風水の陰陽バランスの考え方とつながって、論理的に考えることができるようになりました。

また、陰陽バランスを取り入れることで、部屋の全体的な統一感だけでなく、敷地の空気感、風土感なども踏まえて、外側からバランスよくインテリアを整えることができるので、むちゃくちゃいい。風水空間デザイン™️なら、インテリアデザインをはじめたばかりの方でも、カリキュラムに沿って学んでいけば、ベテランと同じように質の高い住空間を提案できると感じています。

 学びをこれからどう生かす?

住む人に寄り添った、より質の高い住空間づくりを

陰陽バランスや五行などは、すごく奥が深い。さらに風水を学んで、ただデザイン性がいいだけでなく、住む人にもっと寄り添った、丁寧なヒアリングと分析を行って、論理的にお客様に説明ができるような、より質の高い住空間をたくさんつくっていきたいです。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/