ロンジェ®︎風水アカデミー学長の東道里璃です。

風水空間デザイン™️実践会の2021年6月の活動を、メルマガ登録者様限定のマンスリーレポートとして報告いたします。

グループコンサルティングの内容を一部ご紹介

毎月1回、第1日曜日に、コミュニティーメンバー限定で開催しているグループコンサルティングの内容を、一部抜粋してご紹介します。6月はオンラインでの開催でした。

グループコンサルティングでは、風水空間デザイン™️の学びと、受講生同士の交流を深める場になるよう、学長のミニレクチャーやインタラクティブなワーク、質問会のほか、受講生それぞれの1ヶ月の学びを発表し、全体でシェアしていきます。

6月は、風水空間デザイナー®︎試験の中間プレゼンテーション、今月スタートした体験入学の受講者の参加もあり、にぎやかで、グッと密度の濃い時間になりました。

学長ミニレクチャー「太極と羅盤入り図面の作り方」 

学長のミニレクチャーとワークは、受講生から「復習して身につけたいので、ぜひ、やってほしい!」とリクエストのあった、太極(たいきょく)の求め方を行いました。

太極とは、住宅の中心点で、面積比率から求める重心となる点。風水鑑定図面のベースとなる、羅版入りの鑑定図面を作るために必要な大切な要素です。

通常のカリキュラムでは、簡易的な求め方をお伝えしているのですが、今回はもっと深堀して、張りや欠けのある複雑な形の建物の太極を、正確に求める手順と計算式まで解説しました

設計ソフトの中には、図面を作成すれば重心点まで自動的に割り出してくれるソフトもありますが、実際に自分の手と頭を動かして、アナログに割り出す基本的な方法と考え方を知っておくことはとても大切です。

ワークでは、張り、または欠けのある形を選んで、実際に太極を求めていただきました。 受講生からは、「緻密に計算されていることが分かって勉強になりました。難しいけど、やり方を知っておくことは大切だと思いました」との感想がありました。

みんなでシェア、個別交流でコミュニケーション 

質問&シェアタイムでは、コミュニティーメンバーだけでなく、体験入学のワークを通して、寝室のベッドの配置を変えた体験入学者から、「ドアに頭を向けて寝る配置になっていたベッドを、足を向けて寝られるように模様替えしたら、落ち着いて寝られるようになりました」と、感想のシェアもありました。

個別交流タイムでは、現役受講生と卒業生、そして6月の体験入学者が、3〜4人に分かれて、ざっくばらんにおしゃべり。 それぞれの実践から、気づいたことをシェアしあったり、その日のレクチャーやワーク感想を共有したり。仲間の存在をより身近に感じ、頑張るエネルギーにもつながったようです。

風水空間デザイナー®︎試験をちょっとのぞき見

今月のグループコンサルティングで行われた、風水空間デザイナー®の中間プレゼンテーション。一体、どんな内容なのだろう…、と興味を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 内容を抜粋してご紹介します。

風水分析から導き出す、施主に寄り添うデザイン 

中間プレゼンテーションを行ったのは、一級建築士の資格を持つインテリアコーディネーターの受講生です。間取り変更を伴わないトータルインテリアコーディネート業務ができる「ブルーランク」の受験で、フルリフォームの施主様へのご提案をプレゼンテーションしました。

風水空間デザイン™️の建築・インテリア設計の大きな特徴は、自然と施主様の思いに寄り添い、トータルな調和を重視することです。

プレゼンテーションは、「氣の流れ」「陰陽方位」「個別運勢方位」「八方位」の4つの鑑定結果、施主様が取り組んだ「風水セルフチェック」の診断結果の解説からスタート。現状分析と施主様の要望を踏まえて、リフォームで生かすところ、改善するポイントを丁寧に説明していました。

ロンジェ®︎のオリジナルツールを使って、施主様に描いてもらった「理想の家のイメージ」と「住宅のコンセプト」、分析結果を掛け合わせて導き出したトータルコーディネートプランは、風水鑑定報告書としてまとめ、ご提案しますその内容を手描きのパースや写真、カラーパレットで構成したプレゼンボードを使って、ビジュアル的に見せながらプレゼンテーションしました。

新築を控えた受講生は、「こんなふうに説明してもらえると、すごく嬉しい。こんな家が建つんだというイメージもできて、依頼したいと思いました」と、目を輝かせていました。

論理的に説明できる成果物が作れる 

プレゼンテーションに対しては、私だけでなく、コミュニティーメンバー全員がフィードバックを行います。「改善が必要な点は、プラスに受け取れるような表現で伝えてもらうと、施主としては安心できる」「家具の色をお客様の好みで決めるのではなく、分析結果をもとに色や配置まで提案しているのが、すごいと思った」など、率直な意見や感想があがりました。

また、試験を控えている受講生からは、「プレゼンボードを見てワクワクした気持ちに。とても勉強になりました」という声も。 さまざまな視点からのフィードバックを生かし、受験者は最終プレゼンに向けて、提案と発表をブラッシュアップしていきます。

発表した受験者は、「施主様にきちんと、論理的に説明できる成果物が得られるのが、風水空間デザイン™️の一番の魅力。施主様に風水を楽しんでもらえるような提案に、ブラッシュアップしていきたい」と、最終プレゼンテーションへの意気込みを語ってくれました。

オリジナル分析ツールがバージョンアップ

風水空間デザイン™️の大きな特徴は、オリジナルの分析ツールが充実していること。その一つが、「氣エネルギー分析シート」です。

氣エネルギー分析シートは、なんとなく感じている心地悪さや、不具合の原因を見つけるのにとても有効なツールです。バージョン1は2019年に完成しました。

心地悪さの原因が明確に 診断まで楽しくできる 

「間取り・レイアウト」「暮らし方」「インテリア」の3つの視点から、玄関やLDK、水回り、書斎など8つの空間をセルフチェック。質問に答えていくだけで、自宅の心地悪さの原因がどこにあるのかがわかります。

初の著書を執筆する中で新たな気づきや、視点の広がりが生まれ、氣エネルギー分析シートの内容が大幅にバージョンアップにつながりました。

さらに、氣エネルギー分析の結果から導き出される「心地悪さの原因」を、10種類のタイプに分類する診断シートも完成しました。

間取り・レイアウトの領域暮らし方の領域レイアウトの領域
氣直進ドバーン型不用品ゴッチャリ型不調和バラバラ型
鬼角シャキーン型+電子ビリビリ型氣爆走ツルツル型
氣弱体ヨロヨロ型生活臭プンプン型生活感アリアリ型
収納難ブクブク型

それぞれのタイプがどんな状態なのか。漢字とオノマトペの組み合わせで、なんとなくイメージがつくのではないでしょうか? 私自身、作っていてとても楽しかったです。セルフチェックがより楽しく、そして分かりやすく診断までできるツールになったと思います。

氣エネルギーシートを使って、自宅の風水をセルフチェックしたい!という方には、個別の有料サービス「風水セルフチェック診断サポート」を用意しております。詳しくは、住宅の風水相談サービスをご覧ください。

受講生の風水空間デザイン™️課題の実践事例

施主へのヒアリング

今回は、ロンジェ®︎オリジナルのヒアリングツールを使って、リフォームを希望される施主様のヒアリングを行い、「陰陽方位」「氣の流れ」「八方位」「個別運勢方位」の4つの鑑定と家具のレイアウト設計に取り組んだ受講生の感想をご紹介します。

受講生のご感想

お施主様は、「理想の自分」になれる!夢実現シートを描くうちに、イメージがどんどん湧いてきたようで、理想の空間も明確になっていました。

「広い家がいい」とずっと思っていたけれども、自分が本当はそれを求めていないことにも気がつかれ、ご自宅の部屋の物の整理、断捨離を始めるなど、現状の改善にもいい影響が生まれているようです。

ライティングビューローの購入を検討されているので、それをリビングダイニングにどう配置するか。4種類の風水鑑定の分析結果も踏まえて、氣の流れが穏やかで心地よい家具のレイアウトを整えていきたいです。

◇    ◇    ◇    ◇    ◇

ヒアリングがしっかりできています。分析もとても素晴らしいです。

ただ、分析とデザインでは頭の使い方が違います。図面のイメージだけで考えてしまい、実際の空間や家具のサイズ感がつかめていないと、いざ置いてみたら思っていたよりも圧迫感があったということも起こります。

家具レイアウトは、部屋ごとに一つ一つの家具の寸法を測って、扉の開閉や椅子を引くのに必要なスペースや、動線の幅まできちんと確保できているかまで検討しながら、設計しましょう。

ダイニングの壁側にある収納は、オープンタイプより木製の扉付き収納のほうが、中身が見えないのでおすすめ。見せる、隠すのメリハリも意識した家具選びが大切です。

また家具は、厚みによって重厚感が変わります。次のインテリアデザインの段階では、家具のサイズだけでなく、質感や全体的な世界観も一緒に考えていくことになります。

リビング・ダイニングテーブルと収納家具は、魅せることを意識するなら、空間の主役になるような上質な家具をそろえたいですね。

寝室内にバスルームを設けたい。風水的に問題はないですか?

受講生からのご質問

Q.プライベートを大事にしたいので、海外の寝室のように、寝室内にバスルームを設けたいのですが、風水的に気をつけることはありますか?

A. 扉の位置や水回りの室内環境を良い状態で維持できるような部屋作りをすれば、大丈夫です。

寝室とバスルームが同室にあることについては、土地の診断と同じく、メリットとデメリットがあります。

メリットは、おっしゃられている通り、プライベートとパブリックのゾーニングが明確で、プライベートが守られる点です。

デメリットは、トイレやバスルームが不浄の氣を排出する場であり、基本的には、汚れた氣が排出される場所だということです。また、水回りなので、空気に湿気が含まれます。

水回り空間と寝室が隣接すると、バスルームから排出された氣が直接、寝室に入り込んできます。ですから、無防備な状態で長時間過ごす寝室で、その氣を吸い続けるということになります。

トイレの場合は、臭気が殺気になります。バスルームから出る湯気も、寝室に入ってこない方が良いといえます。

問題となるは、水回りから発する臭いなど、脳に直接入る情報や、湿気などの健康に関わる殺気が容易に寝室に入ってくる可能性があることです。

ですから、水回りへのアクセスとなる扉の位置や、水回りの室内環境に気を配り、寝室の室内環境を良い状態で維持できるような部屋づくりをしていただければ良いと思います。

「水回りは寝室と隣接しているのはよくない」と、方法論で判断をするよりも、「この場合、なにが、風水的な問題となっているのか」という原因にアプローチしていくと、おのずと対策が浮かび上がってきます。 もちろん、構造的にNGなものもありますが、ご自身のライフスタイルで優先順位の高いものは、要望として大切にし、なにかしら風水的に問題となる要素があれば、原因からアプローチして対策を取っていきましょう。

体験入学を開催中

ロンジェ®︎風水アカデミーでは、風水空間デザイン™️実践会への入学をご検討されている方を対象に、体験入学が始まりました。体験入学は全国から参加でき、風水空間デザインのカリキュラムを、1ヶ月たっぷり味わっていただけます。6月は北海道や奈良県などから、3人が体験入学しました。

専用の学習サイトにロンジェ®︎1ヶ月分のカリキュラムをご準備し、動画による知識のインプット。課題の実践による思考のアウトプットと、実際に住まいの風水を実践する行動のアウトプット。そして、知識を学び、実践した後に、専門家から個別にフィードバックを受けるコンサルティング、コーチによる学習計画のサポートまで、時代の最先端を走るロンジェ®︎のオンライン学習システムの全てをたっぷり体感できます

体験入学の内容を一部、ご紹介します。

  • 個別コンサルティング付き、寝室のベッドレイアウトワーク
  • 風水セルフチェック診断ワーク
  • 風水空間デザイン™️実践会 本講座のグループコンサルティングへの参加
細やかなサポート スクールの雰囲気も体感できる

体験入学がスタートする際にはまず、ロンジェ®︎のコーチから連絡があり、きめ細やかな工程管理コーチングで、学習計画やオンラインシステム使い方など、全方向からサポートいたします。

そこから、学習サイトに用意された課題を一つ一つ実践。ワークシートの提出と実践結果を踏まえて、個別のコンサルティングを行います。それぞれのゴールに合わせて、“あなた”の夢を叶えるためにはどうすればいいのか、私、東道里璃が一緒に考えさせていただきます。

寝室のベッドのレイアウト設計ワークでは、解説動画をご覧いただき、四神相応の考え方を使ったベッドのレイアウト設計に取り組みます。ワークを実践した後で、個別コンサルティングでフィードバックを受けると、質問の質や理解度も格段に高まります。動画で学び、課題を実践した後に、専門家の個別コンサルティングを受けるという、ロンジェの反転学習のスタイルが、いかに高い学習効果が得られるかを体験できます。

特典の一つ、風水セルフチェック診断では、最新バージョンのワークシートで「氣エネルギー分析」ができます。「間取り」「暮らし方」「インテリア」の3つの視点から、全240項目をチェックしますが、ワークに取り組む前に、特典として用意している、本講座第1回の動画講義を見ていただくことがポイントです。基礎知識を学んで風水をチェックする場合と、基礎知識がないまま風水をチェックする場合とでは、同じ空間でも見える世界が全く違います。

また、ワークに取り組む中で分からないことが出てきた場合、東道里璃へのメール相談(1回)をご利用いただけます。住む場所は離れていても、いつでもメールで相談ができる安心感をご体験ください。

体験入学の方は、風水空間デザイン™️実践会の月1で開催しているグループコンサルティングにも、ご参加いただけます。風水空間デザイン™️の講座内容を深堀するミニレクチャーやワークなど、ロンジェ®️のカリキュラムをリアルに体感。質問会では、体験入学で取り組んでいるワークについて、学長に直接、質問もできます。

さらに、ロンジェ®︎の現役受講生や、一緒に体験入学した仲間と交流できる時間も設けているので、ロンジェ®︎にどんな仲間が集まっているのか、スクールの雰囲気を体感できます。

不動産・建築・インテリアのお仕事をされている方は、ロンジェ®︎の学びを、どのようにビジネスに活用していけるのか。あなたの夢を叶えるために、ロンジェ®︎がどのようにお役に立てるのか。風水空間デザイン™️の学び方を体験できる機会として、ぜひ、体験入学をご活用ください。

体験入学は、月末に若干名を募集いたします。募集日程等は、メールマガジンでお知らせいたしますので、ご入学をお考えの皆さまは、メールマガジンをお見逃しなく!

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/