琉球風水師の東道里璃(とうどうりり)です。

沖縄最高の聖地、安須森御嶽へ参拝してきました。

2019年12月26日、金環日食の新月の日。この日は、私が代表を務めるマリンサファイア合同会社が組織変更して、株式会社ロンジェとして生まれ変わる日でした。

前回、ここを訪れたのは、2014年12月22日冬至の日。5年ぶりの登頂。今回は、新会社の設立と、今後のミッションについて、ご報告をしてきました。

御願所

険しい道を、20分ほど登っていくと、頂上にたどり着きます。登山やトレッキングの経験があるかたであれば、距離的にはそんなに長くはありません。ただ、頂上の形状が崖っぷちですので、トレッキング歴20年の私も足が震えるほどの、ほとんど経験のない光景です。

ここで、祈りを捧げていると、空にたくさんの黒龍と一頭の金の龍が、ビジョンとして浮かび上がってきました。例えていうなら、テンペストで真鶴が生まれるシーンです。落雷はなく、穏やかな日でしたが。

黒龍を調べてみると、Wikipediaには、このように書かれていました。

”一部の地域では、黒竜を他の竜同様に、神聖な存在として祀ってもいる。五行思想においては、黒は北と同じく水に対応するので、黒竜を玄武と同様、「北方を守護する神聖な竜」としている異説がある。”(Wikipediaより)

パワースポットと聞くと、自分の運気を上げるために個人的なお願いをする場所であると勘違いされている方も多いと思います。聖地の種類にもよりますが、ここは、個人的なお願いをする場所ではなく、社会、世界、地球というレベルで、今世生まれたきた役割を果たすためのアファメーションを行い、また、そのお役目をいただいたことに感謝をする場所だと感じています。

辺土岬をバックに

沖縄本島を見渡す、360度の大パノラマ。まるで龍がうねって進むかのように、安須森御嶽から発した氣が、山脈を通って、中南部へ流れていくイメージを見ることができます。

御嶽の東南側 龍がうねるような山脈

北部の西海岸線

北西側に目を向けると、大石林山が見えます。大石林山は、2019年の夏ごろに大きなレストランや石の博物館ができて、観光地として、より魅力的なスポットになりました。

大石林山

この辺りは、以前はゆったりと食事をするところがありませんでしたが、今回は帰りに大石林山の入り口にあるレストラン「なんと屋」さんでお食事。サラダバーがあるのですが、ここでは、ニガナ、ハンダマ、ヨモギ、シビランなどの沖縄ハーブをたっぷりいただくことができます。手作りのドレッシングもとても美味しいです。

沖縄そばの麺は、ここで作られている自家製麺です。そして、あぐー豚のお味噌汁はお替り自由で、大根やゴボウなどがじっくり煮込まれ、あぐー豚の大きなかたまりのお肉がゴロゴロはいってます。店内からのビューは最高で、鹿児島の与論島が見えます。

2024年1月追記

現在、安須森御嶽へは、大石林山主催で年末年始やGWなどの期間限定で開催される「特別企画ツアー『天上界と地上界』」に参加することで誰でも訪れることができます。詳細は、大石林山のサイトでご確認下さい。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/