本日、沖縄タイムス副読紙のタイムス住宅新聞にて、連載コラム「Lily’sスペースジャーニー」の第3回が掲載されました。王朝時代の風水師は、琉球の島を一体の龍と捉え、琉球の大地を流れる気脈を守ることを大切にしました。沖縄本島北部の聖地、大石林山から見る山並みは、まるで躍動している龍のようです。
今回の連載では、琉球風水の歴史的な世界をお届けしたいという思いで書いています。それは、風水に興味を持たれた方に、是非、風水のいい暮らしを、実際に手に入れていただきたいと思っているからです。
風水は、テクニックではなく、華道や茶道などの「道」の世界と同じです。哲学や思想が軸にあることで、風水のいい家や風水の良い暮らしが手に入ります。
風水哲学を自分の中にもつことにより、心穏やかな毎日を送ることができます。知識も大切ですが、体感することのほうが気づきが早いですから、琉球風水を体感できるスポットをご紹介しています。
300年の時を越えて、王朝時代の風水師が見たであろう風景を、あなたも一緒に見てみませんか。
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東道里璃 (とうどう りり)
琉球風水師・風水空間プロデューサー : 「東道里璃ニュースレター」毎週金曜配信中【こちらをクリック】
東道里璃【Lily Todo】
株式会社ロンジェ 代表取締役
立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士
著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊)
東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。
「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」
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