ロンジェ風水アカデミー、学長の東道里璃です。
現在、初出版の著書「風水空間デザイン大全(仮)」の執筆真っ最中です。
私は細切れの情報発信というのがあまり得意ではなく、FBやブログの執筆がなかなか進まなかったのですが、大判、フルカラー、全268ページ、20万文字という広々とした情報発信の環境が与えられたことで、どんどん新しいコンテンツが生み出されていきます。
前提条件の設定や、ゴール設定ができていない状態で、風水の方法論を細切れの状態で発信してしまうと、やっても結果が出ないですし、使い方を間違えると、むしろ悪い方向にいってしまうことがあります。
また、「これだけは避けて欲しい間取り」というのもありますが、部分的に情報発信してしまうと、すでに住宅を購入された方にとっては不安を与えてしまいます。
新築の方にとっては一見、有意義な情報に見えますが、住宅は全体を見ないと判断できないので、住宅設計に関わることは、部分的な情報発信が難しいのが現状です。
一般論ではNGでも、全体的にみればOK。
一般論ではOKでも、全体的に見るとNGというケースがあります。
状況に合わせた改善法が提案できないくらいなら、例えそれが正しくても、情報を伝えない方が良いと考えています。なので、全体像をトータルにお伝えできる本を書いていると、安心して本当のことを言葉にすることができます。出版を楽しみにお待ちください。
◆家は「理想の自分」にふさわしいパートナー
風水空間デザイン™️実践会のカリキュラムには、脳の仕組みを活用して、理想の自分になれる空間のゴールを設定するワークがあり、「理想の自分になれる!」夢実現シートを準備しています。
心から幸せになる家を手に入れる方法。
それは、家を「物質」としてではなく、「理想の自分にふさわしいパートナー」として選ぶ、というマインドを持つことから始まります。
これからの時代、心の幸福感が満たされる家が求められるのが当たり前になってくるでしょう。経済的価値観が優先された社会の中で、私たちは物欲が満たされても幸せになれないことを経験してきました。これは、脳の構造からすると当たり前のことです。
物欲が満たされた時、脳からはドーパミンという幸福ホルモンが分泌されます。このドーパミンという脳内ホルモンは、ワクワクした幸せな気持ちになるポジティブな一面を持っています。
しかし、一方で物欲を満たした時、ギャンブルの時にも出ることがわかっており、「もっと、もっと」を求めて満足することができないという、ネガティブ一面をもっています。老子が言った「足るを知る」という言葉がありますが、これはドーパミンをコントロールできないような人としての生き様に対する、いましめの言葉とも言えるのかもしれません。
住宅のような人生最大の買い物であっても、所詮それは物質です。家を「物」として見ている限り、家を手に入れても、一つの物欲を満たしたに過ぎません。ドーパミンの持続は、長くても2〜3年と言われています。2〜3年経つと、手に入れた時のような幸福感は薄れ、また新しい家を見ては憧れるということを繰り返します。
「家づくりは恋愛や結婚と、実は同じ」と言えば、実感できる方も多いのではないかと思います。理想の家を手に入れたいのであれば、まず、理想の自分のイメージし、輝く未来を描きましょう。輝く自分にふさわしい家は、あなたを心から幸せにしてくれます。
家という存在を「単なる物質」としてではなく、「人生のパートナー」としてみることで、長い時間にわたり、質の高いお付き合いを続けることができます。
東道里璃 (とうどう りり)
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