2022年4月8日、新聞コラムの新連載がスタートしました。
「琉球風水からひもとく Lily’s スペースジャーニー①」これまでは、風水の実践法をお伝えすることが多かったのですが、今年は琉球風水の世界観をお伝えしていければと思っています。「こんな世界をつくりたい」と考えた時、多くの場合、「どうやるか」というテクニックに目が行きがちです。しかし、形をつくるのは「思想」「哲学」です。根本的な考え方がかわらない限り、これまでと違う新しい世界はできません。古いように見えるけど、でも新しい未来に必要な考え方として、首里の街を作り上げた美意識にフォーカスしてみました。先人の叡智を、SDGsに実行プランに落とし込んでいくためのチャレンジをしていきたいと思います。
沖縄タイムス副読紙『タイムス住宅新聞』2022年4月8日号掲載
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東道里璃 (とうどう りり)
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琉球風水研究者/風水空間デザイナー®/ロンジェ琉球風水アカデミー学長/沖縄国際大学非常勤講師
沖縄の伝統文化としての「琉球風水」を専門とする研究者。
首里城をはじめとする歴史的建造物や都市景観に見られる風水思想を、学術文献、漢文資料(『使琉球録』など)や発掘調査報告をもとに検証し、琉球王国の空間構造と自然観・世界観を、歴史文化の視座から紐解く研究を行っている。
立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科修了(修士)。現在、沖縄国際大学経済学部地域環境政策学科にて、これから世界へ羽ばたく学生を対象に、琉球風水・地域文化、異文化コミュニケーションを学ぶ「グローカルセミナー」を講義。
また、琉球風水の知見を現代空間に応用する専門家「風水空間プロデューサー」としても活動し、主宰する「ロンジェ琉球風水アカデミー」では実践と学術をつなぐ教育を展開している。
2022年には著書『風水空間デザインの教科書』(ガイアブックス)を出版。
さらに、首里城復興イベント「木曳式」では、沖縄県より公式認定を受けイベントを開催。沖縄タイムスなどの新聞・雑誌への寄稿や講演活動を通じて、琉球風水の文化的価値と現代的意義を広く発信している。
東京都世田谷区出身で、かつてはJARTIC日本道路交通情報センターでキャスターを務めた経歴も持つ。趣味はスクーバダイビングとトレッキング。自然と対話しながら、土地の「氣」を感じる時間を大切にしている。
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