ロンジェ琉球風水アカデミー
学長の東道里璃です。

住宅の中で、お片付けのお悩みが最も多い空間は
リビングです。
片付けは、意識の持ち方次第です。

偉大な経営学者の考え方を取り入れ、
人生にイノベーションを起こすために、
リビングを整えてみましょう。

【イノベーションに欠かせない体系的廃棄】

経営学者、ピーター・ドラッカー。
10年ほど前に、小説「もしドラ」の大ヒットで、
会社経営には関わらない方でも、
名前だけは聞いたことあるかと思います。

企業など、組織のマネジメントを体系化した方で、
組織が使命を達成して、成果を上げるための要素の一つに
「イノベーション」を上げています。

イノベーションとは、
今まで知られていなかった価値を創造すること。

イノベーションには、「体系的廃棄」が
最低限の条件と言っています。

「新しいものは、やがて古くなる」
これは、時代を経ても変わらない原理原則です。

体系的廃棄の方法

1)今、実行している全ての活動を実施していないと仮定する。
2)その上で、それらの活動を今からでも実行するか自問する。
3)もし「No」なら、その活動は今すぐ廃止する。
4)新たにすべきことを考える

あらゆる活動は、何らかの理由があって始まったはず。
しかし、時間の経過に従い、必要であったものが、
必要でなくなることがある。

にもかかわらず、無用な活動が継続されている。
それは、能力を低下させることはあっても、
高めることはない。

「ドラッカーのマネジメント思考」(中野昭著)より抜粋

【住宅にも、体系的廃棄を】

本質をついたこの考え方は、
住宅にも応用できることが
お気づきだと思います。

家の中にあるものは、
何か目的があって、手に入れたはず。

しかし、時間の経過に伴い、
必要であったが、必要でなくなることがあるでしょう。

なかなか片付かない空間の代表
リビングにフォーカスし、
ドラッカーの体系的廃棄の思考で、
ものを見てみましょう。

1)今、リビングにあるもの全てがないと仮定する。
2)その上で、それらのものを今からでも購入するか自問する。
3)もし「No」なら、そのものは今すぐ手放す。
4)新たに手に入れるべきものを考える

目的を失った不要なものは、

イライラした感情を生み出す、
維持管理に時間をとられる
部屋が美しくなくなる
来客を呼ぶのがストレスになる

生産性を低下させることはあっても
高めることはありません。

ものと向き合い観察、分析して
存在目的、存在理由を明確にすれば、
行動に移すことができます。

【人的問題か、物資的問題か】

片付けを実行する際に、
もう一つ意識する点は、
片付かない原因が
人の問題か、物資的な問題かを見極めることです。

人の問題であれば、
意識を変えることが必要で、
物質的な問題であれば、
収納システムの構造を見直す必要があります。

住宅は人生を映し出す鏡。
住宅にイノベーションを起こして、
人生にもイノベーションを。

新型コロナの影響で、
リモートワークがひろがり、
自宅が仕事場になった方も多いと思います。

そして、今後もこの流れは続きます。

仕事の生産性を高め、
ビジネスにイノベーションを起こすために。
住宅にも、人生にも、イノベーションを。

この他、リビングの風水実践法につきましては、
新聞連載コラムの記事をご覧いただければと思います。

新築住宅の風水設計プランを成功させる、間取りや家具配置のポイントを記事でまとめています。詳しくはこちら。

変化の時代に「幸運」をつかみ、
人生とビジネスにイノベーションを起こす!

ロンジェの琉球風水は、
幸運体質をつくる習慣の仕組み作りと
風水の良い環境をつくるための実践法を組み合わせ、
あなたの人生を、追い風にのせるためのサポートをします。

新築住宅の風水設計プランを成功させる、間取りや家具配置のポイントを記事でまとめています。詳しくはこちら。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/