ロンジェ®︎風水アカデミー学長の東道里璃です。
メルマガ登録者様限定で、2021年5月のマンスリーレポートとして、風水空間デザイン™️実践会の活動報告をいたします。
グループコンサルティングの内容を一部ご紹介
毎月1度、コミュニティメンバー限定で開催しているグループコンサルティングの内容を、一部抜粋してご紹介します。5月はオンラインで開催しました。
グループコンサルティングでは、風水空間デザイン™️の学びと受講生同志の交流を深める場になるよう、学長のミニレクチャーやインタラクティブなワーク、質問会のほか、受講生それぞれの1ヶ月間の学びを発表などを、全体でシェアしています。
学長のミニレクチャーでは、「新時代の空間提案〜風水空間デザイン™️」として、風水診断の方法と根本的な考え方について講義を行いました。講義動画の一部を公開します。
ロンジェ®︎の認定資格「風水デザイナー®︎」は、東洋医学の「住医」、住まいの医者であると私は定義づけています。西洋医学が基本の医学の世界では、西洋医学のドクターの中でも東洋医学を学ばれて、アロマや漢方などの自然エネルギーを使って体を治してくださる先生が増えています。
建築・インテリアの世界も、基本的に、西洋から入ってきた概念や技術が大方を占めています。そんな中にあっても、思想の軸として自然と調和する風水思想をインストールすることで、自然と人が調和しながら共存する世界を目指して建築設計を行っていく。それが風水空間デザイナー®︎です。
風水思想の基盤は、中国古代哲学である陰陽五行説、宇宙は目に見えない氣という物質によって作られていという唯物論的な考え方です。自然と人が調和をしながら共存を目指す風水思想に基づいた、風水空間デザイン™️の大きな特徴は、設計・デザインに入る前に風水診断を行うことです。
「間取り」「暮らし方」「インテリア」の3つの側面から風水チェックを行い、現状をきちんと把握。改善すべきポイントや、気に入っているところの生かし方を見極めます。その診断結果をもとに、住む人の心に寄り添ったヒアリングを全方向から行い、設計・デザインの方向性を決めていきます。
建築・インテリアの設計・デザインでは、「氣の流れ」と「陰陽論」という二つの考え方を、実践的に応用します。中でも建築計画の8割を占める氣の流れの鑑定法を身につけると、目には見えない心地よさを、再現性高く設計できるようになります。また、陰陽論は住宅の間取りのゾーニングに効果的で、インテリア全体の調和をとる上でも重要な役割を果たします。
風水空間デザイン™️は、こういったステップ、理論で建築・インテリアの設計を進めていきますので、自然の原理原則に逆らわず、住む人の心に寄り添う設計・デザインが実現できるのです。
講義を聞いた受講生からは、
「風水を取り入れるにはどうしたらいいのかが、論理的に分かりました。思想の軸を持つことの大切さを、改めて理解できました」
「これまでの風水とは違う、と思って風水空間デザイン™️を学び始めましたが、頭で考えようとしたり、型に当てはめようとしていた部分がありました。でも、そうでないことがよくわかった。西洋の設計技術と東洋の思想の融合。思想を深めることが、いい空間づくりにつながるのですね」
という感想があがりました。
思想の軸を手に入れると、物事を大局的に見て、進めていくことができるようになり、その人自身が、新しい方法論を生み出していくこともできます。理論を頭で理解して覚えるのは簡単ですが、実践していくことが実は、とても難しいです。自分自身で体感して覚えていくことが、風水空間デザイン™️の設計・デザイン力につながります。
ワークでは、私が陰陽バランスの分析や、インテリアの調和を整える際に頭の中で行なっていることをツール化した「陰陽バランスミキサー」のつまみを、受講生の皆さんにも実際に動かしていただき、陰陽バランスの分析ポイントをみんなで一緒に考えました。
受講生の皆さんは、それぞれのご自宅の一室を分析。発表では、「窓からの光が明る過ぎるから、<光>のつまみは陽が2段階上がる」「ソファーの色はグレーだけど、少し明るめなので<色>のつまみは陰に1段階くらいかな」「全体的に、つまみが陰のほうに寄っていて、落ち着いているけど華やかさが足りない感じ。色や柄で陽の氣を補いたい」など、的確に分析、説明されていました。
ワークを終えた受講生からは、以下のような声があがりました。
「実際にミキサーつまみを動かすと、チェックポイントごとにしっかり分析ができるだけでなく、全体のつまみのレベルから陰陽のバランスが判断できるから、すごく明確に理解できるし、説明もできました」
「光が強すぎて脳がストレスを感じていたんだなとか、空間がなんとなく心地悪い理由と、改善が必要なポイントがよく分かりました。大掛かりなリフォームができなくても、改善できることがあるのが救い。モヤモヤがなくなります。
受講生の皆さんも、分析の効果を改めて実感した様子でした。
全体グルコンは、毎月第1日曜日の午前中に開催していきます。来月6月は、風水空間デザイナー®️資格試験のプレゼンテーションがあります。来月のレポートもお楽しみに!
受講生の風水空間デザイン™️課題の実践事例
受講生のご感想
キッチン、洗面所、浴室の陰陽バランス分析を行いました。まずキッチンは、床と壁の配色は、微妙に濃淡がズレているような気がしますが、食器棚との陰陽バランスは合っているのかなと思いました。カーテンや家電製品は統一感があまりなく、心地良いとは感じづらいです。
昔の家なので洗面所が薄暗く、陰の氣が強いように感じます。電気の付け替え以外で明るく見える方法があれば、知りたいです。新築する家では、統一感のある空間を作りたいです。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
陰陽バランス分析では、陰が強いのか、陽が強いのか、エネルギーを補うのであれば、色、柄、素材のどれで補うのか。きちんと分析して現状を把握し、方向性のイメージを出すところまでしっかりやっておきましょう。インテリアのデザインは部分的に考えるとうまくいかないので、トータルバランスを見て考えていきます。そこは、カリキュラム後半のインテリアデザインで、しっかりやっていきましょうね。
洗面所は多くの家で、窓がない、窓があっても小さいことが多く、空間的にも狭いので、どうしても陰の氣に偏りがちです。また、家は築年数が古くなると、経年劣化で陰の氣が強くなっていきます。新築をお控えなので、現時点では、分析をすることで、新築する時の間取りやインテリアをよりよくできるヒントを、たくさん見つけ出していかれると良いと思います。
洗面所が明るく見える方法ですが、太陽光の明るさが少ないので、おっしゃるように、第一に照明です。そして、光以外で明るさを補う方法は、インテリアで使うものに、できるだけ明度の高い色を使うことです。壁紙、床、天井のグループは範囲が広いため、最も影響が大きいです。電気の色も、電球色にすると温かみが出て、陽のエネルギーがプラスされます。
洗面所は、水の氣が過剰な場所なので、寒色系や青みがかった白の設備や壁紙を使い、白い電球をつかっている場合、明度が高くても、寒々しく感じるため、陰の氣が強くなります。洗面台は、明るくて、温かみのある色を選んでいくと、心地良く感じることが多いです。
何が心地良くて、何が心地悪いのか。ご自身で判断基準をもつことができれば、家を建てる時に、要望を明確に伝えることができます。判断基準をもつために有効なのが、ご自宅の現状分析です。 また、収納スペースをどれだけ確保するかで、家の大きさも変わります。コストにも大きく影響が出る部分なので、暮らし方で、ものの持ち方をいろいろと考えていかれて、設計に入る前にお片付けを終えておくと、間取りの設計もスムーズかと思います。
受講生からのご質問
Q.風水ではドライフラワーはよくないと言われていますが、どういうものを使えばいいのかよいですか?
A. アーティフィシャルフラワーと呼ばれる、クオリティの高い造花がおすすめです。
ドライフラワーは、おっしゃるとおり「死んだ氣」ですので、おすすめできません。
今の時代、アーティフィシャルフラワーとよばれる造花のクオリティがかなり高くなってきました。クオリティーの高いものは、お値段もそれなりですが、インテリアのディスプレイとして、おすすめです。
水回りは日が当たらない空間が多く、本物の植物を育てるのはなかなか難しいのが現状です。見た目のクオリティーが高く、また埃をはらうなど、メンテがきちんとできていれば、造花も大丈夫です。
生花と比べると、やはりエネルギー的には違いますが、空間を彩るという意味ではアートの部類になりますので、是非、楽しんで取り入れていただければと思います。
受講生インタビュー
今回は、賃貸住宅からコンドミニアムホテルまで、数々の物件のインテリアをコーディネートしてきた、不動産投資家の上原桂子さんの動画をご覧いただければと思います。
2021年6月より体験入学制度がスタート!
ロンジェ®︎風水アカデミーでは、風水空間デザイン™️実践会への入学をご検討されている方を対象に、体験入学制度を新設。風水空間デザインのカリキュラムを、1ヶ月たっぷり味わっていただけるようになりました。全国からお集まりの皆様へ向けて、来月よりカリキュラムがスタートします。
ロンジェ®︎1ヶ月分のカリキュラムをご準備し、動画による知識のインプット。課題の実践による思考のアウトプットと、実際に住まいの風水を実践する行動のアウトプット。そして、知識を学び、実践した後に、専門家から個別にフィードバックを受けるコンサルティング、コーチによる学習計画のサポートまで、時代の最先端を走るロンジェ®︎のオンライン学習システムの全てをたっぷり体感できます。
体験入学の内容を一部、ご紹介します。
- 個別コンサルティング付き、風水セルフチェック診断ワーク
- 風水空間デザイン™️本講座「第1回」の講義動画の視聴
- 風水空間デザイン™️実践会 本講座のグループコンサルティングへの参加
体験入学がスタートする際にはまず、ロンジェ®︎のコーチから連絡があり、きめ細やかな工程管理コーチングで、学習計画やオンラインシステム使い方など、全方向からサポートいたします。
そこから、学習サイトに用意された課題を一つ一つ実践。ワークシートの提出と実践結果を踏まえて、個別のコンサルティングを行います。それぞれのゴールに合わせて、“あなた”の夢を叶えるためにはどうすればいいのか、私、東道里璃が一緒に考えさせていただきます。
ワークの一つ、風水セルフチェック診断では、ご自宅の氣エネルギー分析を行います。「間取り」「暮らし方」「インテリア」の3つの視点から、全240項目をチェックするのですが、ワークに取り組む前に、本講座第1回の動画講義を見ていただくことがポイントです。
基礎知識を学んで風水をチェックする場合と、基礎知識がないまま風水をチェックする場合とでは、同じ空間でも見える世界が全く違います。動画で学び、課題を実践した後に、専門家の個別コンサルティングを受けるという、ロンジェの反転学習のスタイルが、いかに高い学習効果が得られるかを体験できます。
また、ワークに取り組む中で分からないことが出てきた場合、東道里璃へのメール相談(1回)をご利用いただけます。住む場所は離れていても、いつでもメールで相談ができる安心感をご体験ください。
体験入学の方は、風水空間デザイン™️実践会の月1で開催しているグループコンサルティングにも、ご参加いただけます。風水空間デザイン™️の講座内容を深堀するミニレクチャーやワークなど、ロンジェ®️のカリキュラムをリアルに体感。質問会では、体験入学で取り組んでいるワークについて、学長に直接、質問もできます。
さらに、ロンジェ®︎の現役受講生や、一緒に体験入学した仲間と交流できる時間も設けているので、ロンジェ®︎にどんな仲間が集まっているのか、スクールの雰囲気を体感できます。
オンライン講座だと、きちんと学べるか、続けられるか不安…、という方もいらっしゃるかと思います。私は2012年から風水スクール運営し、2017年までは対面型式のスクールで、一対多数で講義でおこなってまいりました。でも、講座を完全にオンライン化して全国展開してから、驚くことが起こっています。受講生の方々の提出される課題のレベルが、ものすごく高くなっているのです。
受講生の皆さんに学習方法を質問してみたところ、素晴らしい課題を提出される受講生の皆さんは、「動画を何度も、繰り返して見ています」と、口を揃えて言います。「何度も聞いていると、同じことを聞いているはずなのに、新しい情報が入ってくる」とも。
ロンジェ®︎ではたくさんの動画コンテンツを準備していて、動画ごとに設けられている課題を、期限内にご提出いただくというスタイルで学習を進めていきます。課題を提出するために、受講生の皆さんがしっかりと、動画で知識のインプットに取り組んでいらっしゃることが、風水空間デザイン™️を高度なレベルで実践できるようになる、大きな要因になっているのです。
私自身、オンライン講義に変えた最初の頃は、果たしてこのスタイルで本当にできるのだろうか?という不安がありました。しかし、このところの受講生の皆さんの提出課題のレベルを見ていると、私の鑑定図面より素晴らしいんじゃないか、と思うような鑑定図面も登場するようになっていて、結果の出るオンラインの教育のすごさを実感しているところです。
不動産・建築・インテリアのお仕事をされている方は、ロンジェ®︎の学びを、どのようにビジネスに活用していけるのか。あなたの夢を叶えるために、ロンジェ®︎がどのようにお役に立てるのか。風水空間デザイン™️の学び方を体験できる機会として、ぜひ、体験入学をご活用ください。
体験入学は、月末に若干名を募集いたします。募集日程等は、メールマガジンでお知らせいたしますので、ご入学をお考えの皆さまは、メールマガジンをお見逃しなく!
東道里璃 (とうどう りり)
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