【第二部は『琉球風水でデザインした空間と人生』がテーマ】

首里城から学ぶ琉球風水と幸福人生デザイン1dayセミナー の第2部は、スペシャルゲストに、絵本メンタリング協会の 仲宗根 敦子 (Atsuko Nakasone) さんにご登場いただき、学長の 横川 明子 (Akiko Yokokawa) とのトークセッションを行いました。

敦子さんが代表を務める絵本メンタリング協会のセミナールームを、ロンジェ®の琉球風水でデザインし、お引渡しを終えたばかり。

できたてのセミナールームを事例に、敦子さんの「想い」を、ロンジェ®がどのように「形」にしたのかを、写真とともに、解説させていただきました。

空間設計で最も大切なのは、その空間をお使いになる方の想いです。敦子さんは、中心軸がしっかりとしていらっしゃり、ブレがありません。そして、協会の講師の皆様への愛情のこもった心配りが、そのまま空間に形となって現れてきました。

「想い」を「形」にするプロセスでは、琉球風水の氣の流れの設計や、陰陽バランス、幸運のモチーフによる意味付けを吟味し、風水術をいたるところに取り入れています。

空間を見た瞬間には、風水が入っているとはわからないような仕上げになっていますが、目に見えない心地よさと調和に、緻密にこだわった設計になっています。

そして、敦子さんが、ロンジェ®の前身である琉球風水スクール「アムリタ」で学んだことを、実践されたインテリアの事例をご紹介し、住環境とライフデザインをテーマに、いかに環境が人の無意識に語りかけ、人生に影響を与えるかを、実体験ともに、お話ししてくださいました。

住環境の風水を整える時、正解は、一人一人の生き方によって、異なります。自分の望む未来から逆算して、なりたい自分になるために環境を整えるのが、ロンジェ®の琉球風水インテリア。

「どんな生き方がしたいのか」という価値観によって、インテリアが決まります。

第二部の最後には、価値観を問う哲学的な内容の絵本を、敦子さんがセレクトしてくださり、読み聞かせを行いました。

そして、数々の問いを聞いた後に、価値観を言語化するワークを行いました。

第一部は首里城の復興への想いというビッグテーマでしたが、第二部では、首里城の復興を考えることも、自分の人生と向き合うことも、本質は同じであることを感じ取りながら、自分自身と向き合う時間を過ごしていただきました。

風水で空間を整える際、もっとも重要なことは、中心軸となる自分の価値観を明確化すること。

風水の方法論は星の数ほどあるので、それぞれの価値観に合わせて、望む未来を手にいれるために、オリジナルカスタマイズしていくのが、ロンジェ®の風水です。

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琉球風水研究者/ロンジェ®琉球風水アカデミー学長 立教大学大学院修士(異文化コミュニケーション)。 沖縄国際大学経済学部地域環境政策学科 非常勤講師。 首里城や風水集落を通して、琉球王国の自然観と空間思想を研究。 ロンジェ®琉球風水アカデミーでは、風水×テーブルコーディネートを融合した講座を主宰し、伝統と現代をつなぐ実践教育を展開。 著書に『風水空間デザインの教科書』(ガイアブックス)。