「上質」「格調高い」器に幸運が舞い込む

2021年は六白金星の年。五行では「金」、自然界では「天」を表します。天は、世界を創造する力強い存在です。これまでの人生経験で蓄えた英知から人をサポートする、尊敬されるリーダーになるためのエネルギーを高めるなど、人として、一つ上のステージを意識しましょう。

六白金星は、家族では「父」を表します。年長者や経営者など、父性の象徴であり、「リーダー」のエネルギーを持ちます。六白金星の氣と調和できると、仕事では、指導力が高まる、出世する、有力者からの支援が得られます。家庭では、一家のあるじの父性が良い意味で高まり、家庭が円満になります。

時間軸のサイクルでは、六白金星は最終段階を表します。1日では夜、季節では晩秋、人の年齢では老年期です。リーダーとして責任をもつ、次のサイクルに向け長期的計画を立てる、構造改革を行う、チームの力を強くするなど、「父性」を高めることや、「父性」の立場の人をサポートすることにフォーカスすると、良い運気の流れにのることができます。

2021年は、上質で格調の高いインテリアに幸運が舞い込みます。住宅の中で、特に整えたい空間は、仕事の生産性を左右する「書斎」と、一家のあるじが英気を養う「寝室」です。インテリアには、上品で高級感のあるアイテムを取り入れていきましょう。

六白金星の氣が不足すると、指導力が落ちる、威厳が消える、自立心が弱まる、自分の人生を自分で管理できなくなる、品格が低く見られるなどの問題が出てきます。一方、六白金星の悪い氣が強すぎると、高慢、独裁的、権威主義的、高圧的になります。心のあり方と、住環境を整え、六白金星の良い氣を高めていきましょう。

六白金星の運気を高めるインテリア

メインのイメージカットの写真を見てください。クラシカルな家具や、手仕事による格調高いファブリックは、ぜひ取り入れたいアイティム。写真はウィリアムモリスのテーブルセンターとクッション。上品なラベンダー色が六白金星の運氣を高めます。お部屋のアクセントに。

ハイグレードな空間でご馳走 器を広げ運呼び込む

六白金星は、高い地位と名誉、大きな財を表します。2021年は、あなたの目標とする人たちが集まるハイグレードな空間で、お世話になっている人にご馳走しましょう。

ラグジュアリーな空間で丁寧な対応を受けると、あなたの意識も高まります。愛情を込めたおもてなしで相手を喜ばせることで、”感謝”と”笑顔”という最上のエネルギーを受け取ることができます。お金は、使う時の感情がとても大事。幸せな感情でお金を使うと、あなたを幸せにしてくれるお金が入ってきます。

良い運氣の流れをつかむには、まず運を受け止める器の準備を。人としての器を広げ、その質を高めることで、その器に見合った運氣が入ってきます。

指導者運を高める書斎のつくり方 背後を壁にして後ろ盾を得る

机の配置は、座る人の背中を壁で守るのが風水レイアウトの基本です。物理的に後ろ盾を得ることで、安全が守られると同時に、有力者の支援を得ることを意味します。背後にドアや窓があると、後ろの人の動きや視線などが殺気となり、精神的に不安定になります。

前方に扉がくる机の配置は、室内環境の変化をすぐに読み取ることができるので、潜在意識レベルで安心感が得られ、集中力も高まります。椅子と机は、あなたの身長に合わせ、自然な状態で作業ができることを考えて家具を選ぶと、健康が守られます。

椅子は、両足のかかとが床にぴったり着く座面の高さが理想的。PC用デスクは、キーボードを打つ腕の位置と机の高さを合わせ、PC画面と視線の高さを合わせると、長時間作業しても疲れにくくなります。指導者運を高める書斎は、ワークデスクのレイアウトと高さを考えた上で、インテリアを格調高く、威厳を保てるようなデザインにしましょう。

ディスプレイアイテムには、地球儀や世界地図を。大地の「土」の氣が「金」の氣を強めます。リーダーとしての地位を確固たるものにし、物事の全体を見る視点が培われます。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/