ロンジェ風水アカデミー、学長の東道里璃です。

仕事も家庭もHappyに暮らす方法。それは、自分の家を”好き”になることです。

家を好きになると、そのポジティブな感情が、場に蓄積されていきます。場のエネルギーが高くなると、住む人の潜在能力が最大限に引き上げられ、継続的に高いパフォーマンスを発揮できるようになります。そして、理想の未来を描き、想いを込めて空間を作ると、願いが蓄積され、夢が実現します。

イギリスの元ケンブリッジ大学フェロー、生物学者、超心理学者のルパート・シェルドレイクが唱えた仮説に「形態形成場仮説」というものがあります。記憶が「形の場」と呼ばれるところに蓄積され、過去の記憶と共鳴することで、時間軸を超えて、同じことが繰り返されると考えます。事故多発の交差点とか、お店が出店してはすぐに新しいお店に変わる場所というのが、ありますよね。

記憶は、感情と強く結びついています。家を好きになることで、良い感情が空間に蓄積され、そして、良い記憶によって住環境という器が満たされていきます。そうすることで、あなたの家が、あなたの人生をサポートしてくれる、最強のエネルギー場になります。

では、自分の家を好きになるためには、どうしたらいいのでしょうか?

えは、風水空間デザイン™️で、家を心地よく美しくすることです。あなたのライフステージに合わせて、部屋の使い方、活かし方を変えていくと、家を好きになり、人生に良い流れを呼び込むことができます。これまでと少しだけ考え方を変えて、家と向き合っていくと、住環境のサポート受けて、人生が好転していきます。

人生がうまくいく人と、いかない人の違いは、一体なんだと思いますか? 実は、住環境の使い方にあるんです。才能がないと自分を嘆く前に、自分を変えようとする前に、がむしゃらに努力をする前に、風水空間デザイン™️で住環境を整えて、場の力を味方につけましょう。

風水とは、宇宙の本質に基づき、自然の原理原則をお手本にした科学。風水空間デザイン™️のベースとなっている琉球風水の考え方を手に入れると、パワースポットのような心地よい空間を、再現性をもって、意図的につくることができます。そして、心地よさの上に美しさを追求した空間で、幸運が自然と舞い込んでくる人生を送りましょう。

風水は、人生のステージアップを意識した時に

「自宅の風水が何となく氣になる」という方は、多いと思います。しかし、一方で「何か怖いことを言われたらどうしよう」「流派がいろいろあって、何が本当かわからない」といった不安を、抱えた方も多いと思います。風水を学ぶ前は、私もその一人でした。

では、風水が氣になる場合、「風水を住環境に取り入れるベストなタイミングがありますか?」と聞かれたら、琉球風水師の立場からは、おすすめのタイミングがあります。

それは、”人生のステージアップのタイミングで、新築、リフォーム、引越しをしよう”と、思った時です。なぜなら、風水を取り入れるということは、「人生への投資」だからです。

人生をより良くしたいという意識を強くお持ちの方は、仕事だけでなく、健康や人脈、住環境など、直接的にビジネスに関わらないことにも投資し、人生の成功を後押しする環境を、自ら作り上げていきます。風水空間デザイン™️は、住宅の東洋医学。健康にお気遣いのある方であれば、自然療法や予防医学がどれだけ人生を豊かにするか、ご存知の方も多いと思います。

もし、あなたの家で「何となく心地悪い」と、モヤモヤした気持ちがあれば、それは、きっと風水をみることで、理由がわかるかもしれません。風水で、モヤモヤの原因がわかれば、根本的な解決につながっていきます。

住宅の風水をみる風水鑑定とは、空間分析です。良いところは、なぜ良いのか。悪いところは何が悪く、どういう問題につながっているのか。悪いところは、どのように改善すると良くなるのか。住環境のPDCAを回すとしたら、風水鑑定はCheckに部分にあたります。

「良いところは活かす。問題点が見つかれば、課題を解決できる糸口が見つかる」という意識で、ポジティブに風水鑑定を取り入れると、新築やリフォームの際に、良いところは再現し、問題となる部分は、あらかじめ改善した上で、設計プランを立てることできます。

風水は、別に怖いものでも、何でもありません。重要なのは、風水に対する、知識と心のあり方です。知識がなく、風水鑑定の結果に右往左往して、ネガティブな感情になり、「あの置物を置くと良い」と言われて、風水に依存しているような付き合い方をしてしまうと、風水を取り入れても、あまり良いことはないでしょう。

風水は、古くから成功者が取り入れてきた統計学という、一つの情報に過ぎません。振り回されるのではなく、自分にとって価値の高い情報だけを、うまく利用していけばいいのです。

ご本人が不安に思っていても、実は大した問題ではないことも、よくあります。「悪かったらどうしよう」ではなく、「どうやったら少しでも良くなるのか」というマインドが、風水をうまく活用するコツです。

 

新築で効果的に風水空間デザイン™️を取り入れる方法

さて、新築住宅の設計で、風水を取り入れるには、適切なタイミングがあります。写真をクリックすると解説動画を見ることができます。

風水空間デザイン™️が効果的に働く5つのタイミング

  1. 【土地】土地を決めるとき
  2. 【新築の間取り設計】ゼロから1の基本設計図を描く段階
  3. 【全体インテリア】内装プランニングのスタート時
  4. 【部分インテリア】新居入居時の家具・カーテン購入時
  5. 【リフォーム】築年数の経過した住まい全体を見直すとき

STEP1 土地を決めるとき

風水を取り入れるのに、一番良いタイミングは、土地を選ぶときです。家を新築するとき、一番はじめに訪れる難関は、土地選びですよね。「縁起の良い土地を選んで新築したい」「風水師に見て欲しい」と思ったことのある方も多いと思います。その土地の風水が「良いのか」「悪いのか」。不安なお気持ちはわかりますが、土地の風水鑑定は、「良い」「悪い」のどちらかの答えを、即答するものではありません。

風水師が土地の診断で果たす役割は、その土地の風水について、長所と短所を、ロジカルに包み隠さず説明すること。長所と短所を理解した上で、その土地とどうつきあっていくのか、意思決定をするのは施主様のお仕事です。

100%風水の良い土地など存在しません。長所と短所が必ずあります。人と土地との関係は、結婚や、子育てと似ています。長所を伸ばす、または、一見短所に見える部分を長所に転化して、個性を輝かせることができるかどうかというマインドで、土地を見ていただければと思います。

では、風水師が、一体どのような視点で、土地の風水診断を行っているのか、お話したいと思います。

ロンジェ®️の風水空間デザイン™️では、事前準備、現地調査、箱の具体化、土地の診断という流れで、「氣の流れ」と「方位」の両面から土地を見ていきます。

土地の形、山、川、海との配置を俯瞰する

まず事前準備では、土地の形や周辺環境、人の想い、方位をざっくりとリサーチし、「氣の流れ」の予測と、「方位鑑定」の結果をみておきます。事前準備をすることで、現地調査の際に、自然と調和する氣の流れと方位鑑定を組み合わせて、住宅の向きや配置がイメージしやすくなります。

土地の形は、きれいな四角形が、氣が安定して、最も理想的です。判断基準としては、建物がきれいな形で建てられるかどうか。わかりやすい判断としては、三角形の土地、いびつな形の土地は、購入を踏みとどまったほうが安全なケースが多いです。鋭角や斜めのライン、張り欠けがたくさん出てくるような形にしか住宅が設計できない場合は、別の土地を探されたほうが良いケースが多いでしょう。

周辺環境は、グーグルアースを使ってバードビューで土地を見て、チェックします。「氣の流れ」は形から生じますので、その土地が、山、川、海に対してどのような配置になっているか。その街、その集落の中で、どのような位置付けの場所なのかをチェックします。「氣の流れ」は周辺環境の状況からある程度の予測ができますが、実際の「氣」は、現地でしか確認できません。

現地で「最高に気持ちがいいポイント」を見つける

現地調査の主な目的は、その場の「氣の流れ」を、感覚でもつかむことです。まずは、敷地の中を歩き回り、自然の氣(光・風・水)、人工的な氣(周辺の建物や道路などの状況)をチェックします。

以前、ラジオ番組に、建築家の隈研吾さんがご出演されていて、ナビゲーターのスガシカオさんが「建築のゼロから一を作る時は、どんな風にして作るのですか」という質問をしました。隈さんは、「まずその土地へ行き、歩き回ると、『ここに立って、ここを向くと、すごく気持ちいい』という場所が見つかる。そこを中心に展開していくと上手くいく」というお話をされていて、驚きました。

それは、風水空間デザイン™️の設計プロセスと全く同じだったからです。私は、新築の敷地調査で歩き回っているうちに、このことに気付き、隈さんのおっしゃる『ここに立って、ここを向くと、すごく気持ちいい』場所を見つけ、それを「ゴールデンゾーン」と呼んでいます。このゴールデンゾーンを中心に、事前準備で作成した方位鑑定の結果にも目を向けて「氣の流れ」と「方位」を融合し、建物の向きと配置をイメージします。

ですから、ゴールデンゾーンは、どのポイントかという「場所」も大事なのですが、「向き」もすごく大事になってきます。この「向き」が、建物そのものの向きになることが多いからです。土地の診断には、ゴールデンゾーンがあるかないか。そして、ゴールデンゾーンから、建築プランを無理なく展開できるかどうかがキーになります。

現地調査のラストは、周辺散策です。私は、施主様と一緒に周辺のエリアを1時間くらいかけて歩きます。住み心地の良い家を作るためには、自然の流れに逆らわないように建てることが大切です。周辺の自然の氣と人工的な氣と、どのようしたら調和するのかという視点を持って、「氣」を感じてみてほしいと思います。

最終診断のポイントは、土地の使い方と相性

現地調査を終えたら、事前準備、現地調査、施主様へのヒアリングで得た情報をまとめ、箱=建物のイメージを具体化します。建物の向きと配置をイメージする際は、風水のさまざまな考え方をトータルに、バランスよく取り入れていくことがポイントになります。

そして最後に、土地の風水診断を行います。全ての情報をまとめてメリットとデメリットを洗い出し、ニュートラルな視点で土地をみて、施主様と意見交換した上で判断します。判断のポイントは、土地と使い方の相性です。周辺環境より、商業施設に適した土地や、一般住宅向きの土地があります。さらに、ご要望の間取りや暮らし方と、土地の相性が、「合う」「合わない」ということもありますので、それぞれのケースに合わせて総合的に判断します。

私が風水師としてできるのは、地表面での風水診断です。この他、建築の法規制に関わる部分などは建築士の領域ですし、地面の下については、地盤調査をしないとわかりません。家づくりという大きなプロジェクトを成功させるためには、家づくりの専門家になる必要はありませんが、各方面の専門家と話ができるようレベルの知識を、施主様が持っていることも大切です。

ロンジェ®️では、これから新築される方に向けた、「ロンジェ®️新築住宅設計トータルコンサルティング」のサービスの一部として、土地の風水診断をお手伝いしております。誠に申し訳ないのですが、土地の風水診断のみのご相談は承っておりません。

STEP2 【新築の間取り設計】ゼロから1の基本設計図を描く段階

2つ目は、新築の間取り設計でゼロから1の基本設計図を描く段階の時です。

新築住宅の設計は、1枚目の基本設計図で、成功の9割が決まります。

なので、新築の設計で風水師が一番エネルギーを注ぐのが、1枚目の設計図を作るところです。風水空間デザイン™️では、土地の性質と施主様のご要望を調和させ、一発でご満足いただける図面を描くために、必ず現地調査を行い、建築士と話し合いながら、図面を作っていきます。風水空間デザイン™️の図面というのは心地良い氣の流れを作っていきますから、ゼロから1を作るところに一番強いのです。

住み心地にとても大きな影響を与える要素に、窓やドア、収納の配置があります。心地よい家具のレイアウトを知らない、想定しないで建てられている家は本当に多く、毎日の眠り心地に影響を与え、健康や人生にまで影響を与えます。窓の位置や大きさは構造に影響するので、窓に問題がある場合、家を建て直さない限り、改善ができません。

アメリカのミッドセンチュリーモダンスタイルを代表する建築家、フランク・ロイド・ライトの設計には、生活動線の設計に、風水空間デザイン™️との親和性を感じています。その理由の一つは、彼の考えた想定通りの生活を施主にしてもらうために、家具を造り付けにしている点です。

風水空間デザイン™️では、風水理論から、目には見えない心地よい気の流れを、再現性高く描くノウハウがあります。建築の基本設計の時点で、暮らしに配慮した心地よい家具のレイアウトを設計し、そこから逆算して、住宅のフレームを作っていくのが大きな特徴です。家ができあがった後の使い方まで想定して、住宅を設計するので、最高に住み心地が良い家ができあがります。

これは、これまでの風水スクールの運営を通して、多くの方が、現実の世界で直面している、住宅のお悩みに寄り添ってきた実績があるからこそ、できることでもあります。

基本設計で風水を取り入れる場合、気をつけていただきたいのは、図面を描き始めてからでは遅いということです。よくいただくご相談に、「間取り設計中なのですが、玄関やトイレの位置を見て欲しい」というのがあります。しかし、新築やリフォームの設計をスタートしていて、間取り設計(基本設計)の途中で、間取りのレイアウトに不安がある場合、”ゼロからプランを描き直す覚悟”がないのであれば、安易に、風水師に相談をしない方が良いでしょう。

なぜなら、玄関やトイレなどの空間配置を変えたほうが良い場合というのは、その空間だけでなく、全ての間取りレイアウトが変わってしまうからです。建築士さんも大変ですし、場合によっては、設計プランそのものが、流れてしまうことがあります。

ですから、風水を住宅に取り入れたいという施主様の場合は、1年から3年くらい前から学ばれることをおすすめします。ロンジェ®︎では、ご自身で風水の基礎や鑑定法を学んで、新居への要望を明確にし、間取り設計のお役に立てるコースも準備しています家づくりがスタートすると他にやることがいっぱいありますから、知識のインプットはその前に。何かを選択する時に、きちんと意思決定できる判断材料を自分で学んで、持っておくことは安心につながる思います。

また、ロンジェ®︎には、建築士と連携して、間取り設計からインテリアのトータルデザインまでワンストップで行う「風水空間デザイン™️新築設計トータルコンサルティング」のサービスがあります。間取り設計の期間は短くても3ヶ月くらい、長い方ですと1年近くかかることがあります。スポット的な風水相談では、風水設計ができません。ゼロから図面を描くところから、基本設計が終わるまで継続的に風水チェックを行うことで、風水の良い間取りが出来上がります。

それでは、「設計が始まってしまったら、もう風水をよくする方法はないのでしょうか?」というご意見も出てくると思います。大丈夫です。まだまだ、そこからでも、風水で心地よく美しい家を作ることができます。

STEP3 【全体インテリア】内装プランニングのスタート時

3つめは、全体のインテリアを作る段階、内装のプランニングを始める時です。このタイミングで、風水空間デザイン™️を取り入れると、壁紙、天井、床、建具など、インテリアをトータルデザインできます。中古マンションを購入して、フルリフォームするという時も同じで、やはり全体の内装を決めますので、風水を非常に効果的に使うことができるタイミングです。

壁紙や建具、水回り設備などは、インテリアにすごく大きな影響を与える部分です。内装が全て出来上がってから、「失敗した」と思っても、コストをかけているので、新品を全部取り替えようという気持ちにはならず、結局10年以上あとのリフォームのタイミングまで、改善を待つことになります。内装は慎重に、ゆっくり決めていただきたいと思います。

では、ここで、アメリカと日本の新築住宅のインテリアデザイン事情を比較してみましょう。

アメリカの新築住宅インテリアデザイン

アメリカのインテリアデザイナー講座を受講した時、先生にアメリカのインテリアデザイン事情について、質問をしてみました。

アメリカでは、建築士とインテリアデザイナーの役割分担は、明確な線引きがあるそうです。建築士は箱を作る人。箱が出来上がった後は、壁紙、床、天井から、家具、フォブリックまで、インテリアデザイナーがトータルデザインします。

インテリアのデザイン料金は、時給制で、1時間70ドルから150ドル程度かかるそうです。一軒家をトータルにデザインすると、だいたい、100万円から200万円程度かかるそうです。時給制にしているのは、途中まで進んだプランをリセットするお客様がアメリカでもいるため、お客様によって、時間も手間の異なるからだそうです。

アメリカでは、建築士とインテリアデザイナーの関係は同等で、両者のサインがないと、家を建てられないそうです。インテリアをトータルでプロにデザインしてもらうのは、当たり前のとのことでした。

日本の新築住宅インテリアデザイン

日本の新築住宅では、内装の施工は、建築士の領域です。一番多いパターンは、各設計会社が、取引している建材メーカーの分厚いカタログを施主に渡し、施主に自分で選んでいただくというケースがほとんどだと思います。インテリアスタイルの明確な設定をせず、家具のレイアウト、デザインの計画をたてないまま、壁紙、天井、床、建具が決まります。

新築の引き渡しの時点で、壁紙や天井がなんとなく決まっているので、あとは、コーディネーターに頼むと料金がかかるという理由や、頼みたくても見つからないという理由で、家具は家具屋へ行き、カーテンはカーテン屋に買いに行き購入します。しかし、インテリアの素人である施主にとって、トータルコーディネートというのは、大変難易度の高い仕事です。

また、竣工後、家具やファブリックを揃えるのに、数百万円かかるのですが、家の引き渡しが終わるまで、そこに気づかず、驚く方が大変多いんです。そして、インテリアにかかるコストは、銀行から借入できないので、予算が足りない。。。ということも起きてきます。

せっかく何千万円という資金を投入しても、インテリアのプロにをトータルデザインしてもらえるチャンスがないまま、新築住宅に住み始める方がほとんどだと思います。

建築はもちろん大事ですが、インテリアは私たちの感情に毎日訴えかけてくる重要な部分です。新築の時は、どちらにしてもインテリアにコストをかけますから、無計画に購入して、「新品であるだけ」、「高級であるだけ」の満足ではなく、ロンジェ®︎では、統一感のあるトータルデザインと、その空間で得たい感情に合わせたインテリアを手に入れていただくサポートをしています。

STEP4 【部分インテリア】新居入居時の家具・カーテン購入時

この段階でも、すでにできあった内装に合わせて、家具やファブリックをトータルコーディネートすることにより、空間の調和を取り、彩りを加えることができます

家具を全て揃え、そして家電にカーテンと、トータルなコーディネートの知識が必要なタイミングなので、意外とコストもかかります。氣の流れと心地良さは、家具のサイズや家具の素材の選び方で変わってきます。私たちは、家具と共に過ごす時間が長いでので、できあがった家のフレームの中で、最適な配置とサイズをしっかりと作り込んで家具を導入すると、住み心地の良い家ができ、生活の満足度も非常に高くなります。

新築の成功は準備10割

新居への要望を明確にしたり、インテリアのトータルデザインには時間が必要です。新築住宅の設計をご予定されている方は、設計をスタートする1年から3年前の段階から、準備されることをお勧めします。

住宅は、プロジェクトの範囲が広いので、不動産、建築、インテリア、暮らし、マネーなど、専門家が違います。施主自身が、全体を俯瞰できる目を養い、その上で、各分野の専門家から「主治医」を決めておくと、困った時にすぐにアドバイスがもらえます。

ちなみに、ロンジェ®︎には、不動産業者、不動産投資家、建築士、インテリアコーディネーター、インテリアショップ経営者、整理収納の専門家など、不動産、建築、インテリア、暮らしの各専門家に加え、心地よい家づくりをしたい施主自身が学びに来ていますので、風水師は、住宅業界を一気通貫して、全体を俯瞰する立場にあります。住宅業界の各分野のスペシャリストが集まり、互いに知恵をシェアしあうコミュニティを育てていきたいと思っています。

新築に携わる建築士・インテリアデザイナーの方々へ

建築士・インテリアデザイナーなどのご専門家の立場から考えた場合、「風水を取り入れたい」というお客様には、設計をスタートする前に、十分なヒアリングを行ってください。風水を基礎から体系的に学ばずに、一般書の風水の本を読んで、知識を寄せ集めただけの風水を要望として出されてしまうと、図面を何度も描き直さなければならなかったり、生活動線が計算されていない住み心地の悪い家ができあがったり、インテリアがちぐはぐになったり、途中で不安になって、設計が流れてしまうリスクがあります。

あなたの時間と労力を大切に使うためにも、ヒアリングの状況によっては、始めからご縁をもたないことも大切です。

今、住んでいる家の風水が氣になる、どうしたらいい?

「新築やリフォームの予定はないけど、購入した家の風水が氣になる場合は、どうしたらいいですか?ずっと不安な気持ちのまま生活していくのも、避けたいです」というご意見も、出てくると思います。

ここで、一番やってはいけないことは、”安易に風水鑑定を受けて、答えだけをもらう”ことです。なぜかというと、あなたに風水の知識がないまま、風水が「良い」と言われても、「悪い」と言われても、その理由をきちんと理解できないため、対処できないからです。特に、風水が悪かった場合、「自分の家は、風水の悪い家だ」という、ネガティブな感情を、ずっと持ち続けて生きていくことになってしまいます。知識がないまま答えだけ求めるのは、避けた方がよいでしょう。

風水師を目指すほど、大袈裟でなくても、風水を基礎から学ぶことで、ご自身でご自宅の風水を判断し、暮らし方で風水を整える程度の、知識とスキルをもつことはできます。そうすると、不安が解消され、今よりも確実に住み心地は良くなります。不安になるのは、正しい知識がないからです。

また、一度購入した家は、間取りは大きく変えることはできませんが、10年に一度くらいペースで、壁紙や家具、水回りなど、定期的にリフォームをして、住環境を整えていく必要があります。部分リフォームする場合でも、部分だけ見ていては、インテリアのトータルな調和が取れません。ですから、何かを新しく変える時は、是非、全体のインテリア設計してから始めてください。

既存住宅で風水を取り入れる一番良いタイミングは、築年数が20年とか30年経ってきて、そろそろリフォームが必要という時です。20年、30年住んでいると、その間にいろいろと困ったこともあったはずです。でも、その原因が分からないまま、ただ新しくしても同じことの繰り返しになってしまう可能性が高いです。何か不具合があったのであれば、その原因をきちんと分析して診断し、その改善ポイントきちんとクリアした上でリフォームをすれば、より快適な住宅ができます。

何も知識がないまま、リフォームすると、古いものを新しくするだけで、終わってしまいます。新しくなるだけでも、心地よくなりますが、人生のステージアップをお考えの方は、こういったタイミングで、理想の未来に目標設定したインテリアを取り入れることができる土台を、あらかじめ作っておかれると良いと思います。

風水の役割は、住む人の人生を追い風にのせること

風水空間デザイン™️の目的は、風水の教科書に書かれていることを、きっちり守ることではありません。なぜなら、実際の設計現場で、完璧な風水の家など、建てられないからです。

では、風水は何の役に立つのか?それは、住む人の感情に寄り添い、理想の未来から逆算して、住む人の夢を叶える住環境を作り上げていくために、数ある鑑定法の中から、その方に有効な鑑定法を使って、間取りやインテリアを設計デザインできることです。

住む人のライフデザインを丁寧ヒアリングするのは、空間に明確な思いを込めて作ると、それが実現するからです。「形態形成場仮説」では、強い感情が、その場に記憶として残り、その場にいる人に、時間軸を超えて、繰り返し働きかけると考えます。夢を描き、ボジティブな思いを込めた空間を作れば、そのポジティブな感情が蓄積されて、増幅されていきます。その空間で「得たい感情」を得られるように環境を整えておけば、その感情が毎日蓄積され、自動的に夢が叶う空間ができるあがるのです。よって、毎日を過ごす家が、心地よい空間、心が穏やかになる空間、笑顔でいられる空間、セルフイメージが上がる環境に住むことが、とても大事なのです。

風水空間デザイン™️は、心地よい氣の流れを作りだし、心を調和させる空間づくりが得意です。調和の取れた居心地の良い空間を作ると、そこで過ごす人は、その空間を好きになります。自分の家を好きになることができれば、良い感情が蓄積されていきますので、家からも応援されるようになり、幸運を引き寄せます。空間づくりは、思いを込めた初期設定が、とても重要です。

あなたにとっての風水空間デザイン™️の取り入れ方【スクール編】

さて、それでは、あなたがどんな形で風水空間デザイン™️を取り入れることができるのか、ロンジェ®︎がサポートさせていただけることをご提案いたします。

初級講座

対象:既存住宅の風水を良くしたい方、新築・リフォーム、引越をお考えの施主様、建築・インテリア・不動産・住宅業界の方

◆「そろそろ新築したい」「土地が決まったから、設計会社を探そう」という段階の施主様へ

◆「施主の思いに寄り添った家づくりをサポートしたい」という建築・インテリア・不動産・住宅業界の方へ

◆「自宅の風水をきちんとみられるようになりたい」「風水を基礎から体系的に学び、風水の本質を自分の人生に生かしていきたい」という学習意欲の高い方へ

家づくりを成功させるための風水と設計の基礎を学び、人生の目標と課題を明確にして、建築士に適切な要望を出すための知識とスキルを、3ヶ月で身につけます。

家づくりと風水空間デザイン™️の全体像がわかり、現在の住宅や暮らしの課題に気付き、新居への要望が明確にまとまります。風水鑑定を行い、風水空間デザイン™️のフィルターを通して空間分析ができる力が身につきます。風水をよくするための要望を、より高いレベルで、建築士に伝えることができるようになります。

「なんとなく心地悪い」理由がわかるので、不安が解消され、対策を考えることができます。

ロンジェ®️の講座では、家づくりの風水の全体像を基礎から学びます。新築・リフォームを控えた方は、まず初めに、現在のご自宅を分析することにより、今感じている「なんとなく心地よい」「なんとなく心地悪い」理由が分かるので、新居のプランを立てる際に、人生に悪い影響を与える間取りを設計することなく、良い氣の流れる空間を、再現性をもって、意図的につくる土台ができます。

また、住宅には「致命傷」となる、典型的な間取りがあります。しかし、残念ながら、致命傷の間取りを自分でつくってしまったり、致命傷の間取りの物件を知らずに購入してしまうことがあります。知っているだけで、避けられるリスクがあります。

建売住宅や新築マンション、中古物件を購入する方、賃貸でお引っ越しされる方も、”風水の悪い物件を選んでしまうリスク”を避けることができます。

また、大きなコストをかけなくても、良い風水を維持したり、風水を改善できる、「暮らし方」の風水術も学ぶことができます。住宅ができあがった後の、正しい住宅の使い方のスキルも身につきます。

風水には、建築・インテリア的なハードの側面と、人の考え方や行動などのソフトの側面の2面あります。風水師に鑑定を依頼すると、建築・インテリア的なハード面にしか対応できないので、住む人の考え方や行動は変わりません。風水師による風水鑑定により、心地悪い原因がわかって、空間の問題を解決することはできますが、自分で課題を見つけたり、解決できる力は身につきません。

そこで、風水空間デザイン™️の理論を学んで、ご自身で風水を実践し、自分で風水鑑定もできるサポート体制を整えました。新築を控えている方は、一度自分で鑑定してみることで、さらに深いレベルで、ご自宅の空間分析ができる力が身につき、風水をよくするための要望を、より高いレベルで、建築士に伝えることができるようになります。

家づくりのゴールが明確になり、方向性がクリアになるので、間取り設計もスムーズに進みます。

また、新築設計のヒアリングに携わる方は、家づくりを成功させるためのお客様の要望をまとめるマインドが身につき、ロンジェ®️の動画講座やワークシートを使って、業務に生かすことができます。

※学長の現地調査はありませんので、オンラインで対応できる範囲でのアドバイスになります。

応用講座

※「初級講座」からのステップアップで受講いただけます。

◆風水で設計デザインができるようになりたい建築・インテリアのプロの方【応用講座終了後、風水空間デザイナー®️受験資格が得られます】

本格的な琉球風水鑑定図面をつくり、ご自身でご自宅の鑑定をしたい方

◆「新築のインテリアをトータルでコーディネートしたい」という施主様

今お住まいの家で「なんとなく心地悪い」「家に不安や不満がある」という方へ

◆築10年以上たった家を、望む人生から逆算して、夢を叶えるインテリアへと変化させたい方へ

6ヶ月で、リフォーム会社や、インテリアコーディネーターに、風水空間デザイン™️のコンセプトで適切な要望を出せるようになるために、風水空間デザイン™️のインテリア設計の知識とスキルを身につけます。

あなたの理想の未来を描いたライフデザインから、インテリアのコンセプトを設計し、人生を追い風にのせるために、インテリアのゴール設定をします。そしてインテリアの基礎を学び、インテリアスタイルを設定し、床、天井、壁、建具などの建築の領域から、家具やカーテン、アクセントなどのインテリアをトータルコーディネートする方向性が出せるようになります。

統一感のある、調和の取れた、美しいインテリアができあがります。

風水空間デザイナー®︎資格試験について

対象:建築・インテリア設計のプロ

◆「自然と人が調和する質の高い家づくりを成功させるために、お客様を導いてく自分軸、技術力、人間力が欲しい」という、建築士・インテリアコーディネーターの方へ

◆「お客様が幸せになる、心地よくて美しい、質の高いプランを描きたい」「感覚だけのプランから抜け出し、論理的な解説を持ってプランの提案がしたい」という、建築・インテリアの専門家の方へ

自然との調和を目指す家づくりと、「東洋の自然観」を軸にした風水空間デザイン™️の全体像がわかり、風水空間デザイン™️のフィルターを通して空間の分析・診断ができるようになり、人生のゴールから逆算した脳が心地良いと感じる幸福空間作り出す設計デザインを、琉球風水の鑑定法を取り入れてトータルに設計できるようになります。

課題を全てクリアした方には、ロンジェ®︎の認定資格、風水空間デザイナー®︎試験の受験資格を得ることができます。

この試験は、ご自身で実在する土地を選び、クライアントを決めて、実際に風水空間デザイン™️の基本設計図、インテリア提案書のプレゼンテーションを行っていただきます。カリキュラムを通して実際にプロジェクトを進めていくバックヤードで、学長がプロジェクトの成功をサポートしていきます。氣の流れの設計スキルが身につき、陰と陽が調和する心地よい建築設計・インテリアデザインができるようになります。

「自然と調和する住環境に投資するお客様の家を設計デザインし、住む方の人生のステージアップをサポートしたい」というプロフェッショナルの方々は、その基盤となる思想の軸、質の高い設計の知識とスキルを学ぶ場として、そして、人生のステージアップのために住環境に投資する意識をもつ方々とつながる場として、ロンジェのコミュニティーを、是非お楽しみいただければと思います。

「風水設計はニーズがそんなにないと思う。。。」というのは、間違いです。ニーズはありますが、対応できる専門家がほとどいません。知識やスキルがないうちは、風水の良い家を望むお客様とも、ご縁がつながらないでしょう。風水は、人生への自己投資をしている人たちが、「こっそり」取り入れているので、表面的には、ニーズが少ないように見えるのです。

東道里璃と一流建築士のコラボレーションによる新築設計トータルプロデュース

◆「建築計画からインテリアトータルコーディネートまで、ワンストップで、全ての段階に風水空間デザイン™️を取り入れたい」という施主様へ

◆「風水空間デザイン™️を理解している建築士に設計を依頼したい」という方へ

新築住宅設計の風水空間デザイン™️トータルプロデュースプラン。設計施工も含めたワンストップサービスです。プランの進捗に応じて、柔軟に個別コンサルティングに対応します。学長が現地調査に赴き、1枚目の基本設計図の作成から、竣工後の家具の搬入まで、最大で24ヶ月サポートします。ロンジェ®️の基準をクリアしている、一流建築士とのコラボレーションです。

【内容】

・土地の風水診断

・新築住宅設計施工

・風水空間デザイン™️建築設計コンサルティング

・風水空間デザイン™️インテリアトータルデザイン

・家づくり・風水空間デザイン™️の基本の動画レッスン提供

「新築で効果的に風水空間デザイン™️を取り入れる方法」の4STEPを、全て手に入れていただきます。

人生への投資として、夢の実現を追い風にのせる住環境を造り方を学びたいという方は、是非、風水空間デザイン™️の全体像がわかるWebセミナーへご参加ください。

コンサルティングサービスをご検討の方、ロンジェ®️の風水空間デザイン™️実践会へのご入学を検討されている方は、まずは、ロンジェ®️の風水空間デザイン™️をご理解いただくためにWebセミナーにご参加ください。

あなたにお会いできることを、楽しみにしております。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/