私は、今日も朝から執筆でしたが、ついに、出版予定の本の本文、第1章から第7章まで書けました。

年内を目標に書いてきたので、ギリギリですが、間に合いました。

昨年9月に出版が決まったものの今年に入って執筆が8ヶ月止まり前に進めない時期がありました。

出版は決まったけど、出版できない著者はたくさんいる。

そう聞いてはいましたが、書きたくて書きたくてようやく願いがかなった出版。

これまでたくさんの文章を書いてきたし、私に書けないはずがない。

そう思ってスタートしたものの、実際は、大変な道のりとなりました。

全256ページに、これまでの琉球風水の10年の研究データを体系的に解説すること。

全然簡単な作業ではなかったです。

しかし、一通り書き終えてみると、自分でもよくここまで書けたなと思います。

風水理論を使って新築住宅の設計法を、土地選びから、建築設計、インテリアデザインまで、一気通貫してお伝えする本は、日本人初、いやもしかしたら世界初!?かもしれません。

少なくとも、私はまだ読んだことないです。

来年の春頃には、お届けできそうです。今しばらくお待ちくださいませ。

さて、本日(2021年12月31日)発行の、沖縄タイムス副読紙「タイムス住宅新聞」では、年末の特集記事の執筆をさせていただきました。

来年、2022年は五黄土星の「土」の年。あなたの夢を叶える土壌づくりに、本コラムをどうぞお役立てください。

2014年四緑木星の年から書かせていただいている年末の特別コラムは、今年で九星を一回りしました。

9年前のスタート時に、「琉球風水師として9年間書き続ける」と心に決めました。

9年間、ここ沖縄で、琉球風水師として仕事を続けさせていただいたこと、そして、執筆をさせていただけましたことに、心より感謝いたします。

今年のイメージカットも豪華です。

やちむんの育陶園様と首里城公園様です。

育陶園様の食器は、ザ・リッツカールトン沖縄のブティックでも販売されている、沖縄の伝統とモダンなデザインが融合した非常に洗練されたデザインです。

そして、首里城公園様よりご協力いただいたのは「おせんみこちゃ」の写真です。おせんみこちゃは、首里城正殿2階にあった聖域です。首里城炎上前も、その扉は開かれることなく、格子戸越しに中をみることができる状態でした。部屋の内部で撮影されている貴重な写真を掲載させていただきました。「おせんみこちゃ」で焚かれていた抹香が、現在、首里城公園のおみやげショップで販売されていますので、そちらを紹介しています。私も愛用の品です。

▼新聞コラムは以下よりお楽しみくださいませ。

琉球風水で見る2022年 五黄土星 夢かなえる土壌をつくる

来年もまた、あなたの家が輝きを増すためのお役に立てる情報をお届けできますよう琉球風水の学びを、深めて参りたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。

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琉球風水研究者/風水空間デザイナー®/ロンジェ琉球風水アカデミー学長/沖縄国際大学非常勤講師 沖縄の伝統文化としての「琉球風水」を専門とする研究者。 首里城をはじめとする歴史的建造物や都市景観に見られる風水思想を、学術文献、漢文資料(『使琉球録』など)や発掘調査報告をもとに検証し、琉球王国の空間構造と自然観・世界観を、歴史文化の視座から紐解く研究を行っている。 立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科修了(修士)。現在、沖縄国際大学経済学部地域環境政策学科にて、これから世界へ羽ばたこうとする学生を対象に、琉球風水・地域文化、異文化コミュニケーションを学ぶ「グローカルセミナー」を講義。 また、琉球風水の知見を現代空間に応用する専門家「風水空間デザイナー®」としても活動し、主宰する「ロンジェ琉球風水アカデミー」では実践と学術をつなぐ教育を展開している。 2022年には著書『風水空間デザインの教科書』(ガイアブックス)を出版。 さらに、首里城復興イベント「木曳式」では、沖縄県より公式認定を受けイベントを開催し、60秒イメージ映像を制作。沖縄タイムスなどの新聞・雑誌への寄稿や講演活動を通じて、琉球風水の文化的価値と現代的意義を広く発信している。 東京都世田谷区出身で、かつてはJARTIC日本道路交通情報センターでキャスターを務めた経歴も持つ。趣味はスクーバダイビングとトレッキング。自然と対話しながら、土地の「気」を感じる時間を大切にしている。