ロンジェ琉球風水アカデミー、学長の横川明子です。

今日は、琉球風水の4種類の鑑定法を使い、寝室を整えた事例をご紹介します。

寝室は、恋愛運と健康運を司どる空間ですが、この実践報告をいただいた2年後には、素敵なパートナーとの出会いの方向もいただきました♡

風水解説は、動画でも、是非お楽しみ下さい。

矢富弓子様(神奈川県) 

琉球風水の講義で学んだことを形にしてみようと、寝室のレイアウト変更に取組みました。

陰陽方位鑑定に基づいて、寝室を陰の方位の北側へ移動。壁を背に玄武をとり、枕位置は陰の方位の北東へ向け、入口は朱雀の配置。柱の張出の角が、ややベッドに向いているため、少しでも氣の流れが緩やかになるように観葉植物を置きました。ファブリックはもともと水色が好みなので、陰の気の水色と白をベースにしました。

四神相応理論と陰陽理論を取り入れて寝室を整え、1ヶ月ほど経って感じたことは、本当にグッスリ寝れます!熟睡度が全く違うんです!

さらに、八宅周書法も当てはめてみると、西四命で、本命卦が艮(ごん)の私にとって、寝室の配置も、枕の向きも吉方位でした!しかも、健康運方位も才能運方位も寝室にありました!どうりで、安眠が得られるのか、腑に落ちました。

「住宅は心を映し出す鏡」というお言葉もとっても印象に残っています。内面がやはり現れることなので、お部屋の状態が心の鏡なんだな~と思います!

琉球風水の叡智は本当に素晴らしいと思います。実践しながら、「一生使える」と思いました。横川先生にご縁を頂きまして、学ばせて頂きけましたこと本当に感謝しています。

 

【横川明子からの実践報告に対する琉球風水分析コメント】

形勢法の鑑定 【形から生じる氣流れを整える鑑定法】

頭の玄武、足元の朱雀が良い配置に収まり、整っています。また、壁の張出しの鋭い角が、寝ている身体に影響しないよう、観葉植物も良い配置です。お部屋もすっきりとシンプルで、危険を感じるものがなく、清浄化されていて、インテリアも美しいです。

※形勢法は、安心、安全、快適で、目に見えない心地よさを創りだします。主に、空間の「形」、「清浄さ」、「美しさ」で判断します。

陰陽方位鑑定 【太陽からのエネルギーの受取り方で、方位を陰陽に区別する鑑定法】

部屋の配置と枕の向き
北側の陰の方位に部屋が配置、枕の向いている方角も陰の方位。寝室の配置されている方位、枕の向きともに、理想的です。

陰陽バランスのインテリア

ファブリックには、寒色系で陰のカラーが使われており、壁の色もダークブランは陰性で落ち着きがあります。床の白さ、窓の大きさ、そして、ベッドリネンの大きめの柄、頭上のお花のプレート、頭上のブルーの布の華やかさが、陽のエネルギーです。適度な華やかさ、明るさがあることで、陰氣になりすぎず、素敵なインテリアにまとまっています。

全体的に陰でまとまっているところに、陽のエネルギーが適度に補われ、印象としては、陰6:陽4くらいのイメージでしょうか。寝室の陰陽バランスとしては、理想的なバランスだと思います。バランス感覚が、素晴らしいですね。

※陰陽方位は、大きく2つの視点から分析。1)方位と部屋の配置が、空間の機能と相性が良いかをみることができます。2)方位と空間の相性をみて、部屋が目的に合わせて上手く機能するように、インテリアで調和を取る時に、役立つ鑑定法です。

家族運勢方位鑑定(八宅周書法)【個人の生年月日から導き出す「才能運方位」と「健康運方位」】

部屋の配置、枕の向きともに、才能運方位。この方位は、安定感があるので、寝室に向いています。寝ている間に、自分にとって良い氣をしっかり吸収できますね。健康運方位も生命力を強めるエネルギーが入ってくる方位で、無意識にそこにいる時間が長くなると言われる方位です。寝室であれば、良い眠りにつながることでしょう。

※家族運勢方位は、個人の部屋の配置(方位)と、枕の向き、机の向き(方角)を見るのに適した鑑定法です。

八方位鑑定 【八卦の象意から、その方位を司る運氣を活性化するための鑑定法】

これまでの3種類の鑑定に八方位鑑定を取入れると、より寝室の風水を楽しむことができます。現在のインテリアは、夏は、すっきりとさわやかで眠り心地も良いかと思います。ただ、陰の方位ですので、冬場に冷えるようなら、少し陽を補うといいかもしれません。この場合、陽性の色を選ぶ際に、陰陽バランスに加え、八方位の運勢も取入れます。北西は「地位・良い指導者との出会い運」を司ります。五行では、北西は「金」の方位です。冬場は、黄色、ピンク、クリーム色などの暖色系で陽を補い、色のトーンを淡くすることで陰を保つと、寝室の落ち着きが維持されます。モコモコしたような感触など、温かみのある素材を使うのも良いでしょう。そして、丸みや流線形、やわらかみを取入れると金の氣がプラスされ、水の空間である寝室の氣と相性が良いです。

季節にも陰陽があります。時間は刻々と変化しています。宇宙の星の動きを意識し、時を読み、季節を感じ、太陽のエネルギー、月のエネルギーを受け取りながら、その中で調和するように、暮らしていくということが、風水を実践するということです。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/