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写真:沖縄タイムス副読紙「週刊ほ〜むぷらざ」2019年12月26日掲載紙面

カラー別 運気の上がるオシャレなリビング実例【黄色編】

この記事では、豊かさの運気が上がるリビングのインテリアを、オシャレにコーディネートする方法をお伝えします。

豊かさを表す黄色をテーマカラーに、リビングをエレガントで心地よく整える、カーテンやクッションなどのファブリックをコーディネートするコツをお伝えします。インテリアテイストはレトロポップです。

沖縄の大手メディアで連載したコンテンツに、さらに詳しい解説を加えてお届けします。

私が、沖縄のコンドミニアムホテルで携わった、風水を取り入れたファブリックコーディネートのプロセスを、実際にコーディネートしたお部屋を実例に解説します。

参考にしていただければ、琉球風水の特徴の一つでもある「陰陽理論」を活用することで、リビングを上質で、統一感のある空間にしつらえるポイントがわかります。

黄色のリビングに相性のいいアイテムも紹介しますので、こちらも参考にしてください。

今回のお部屋は、ソファにテーマカラーの黄色が使われたリビングです。4つのステップでコーディネートの手順を解説していきます。

リビングに黄色は相性よし 豊かさ感じる空間に

黄色は、風水との関連から、「金運」とリンクしている人も多いかと思いますが、喜び、楽しみ、豊かになる空間づくりに役立ちます。

なぜなら、五行で、楽しみごとの運氣、商売運を司どる「金」の氣を表す色だからです。

リビングは、人が集まり、活気のある空間なので、明るく元気な気持ちになる黄色は相性がいいです。でも、強い色を広範囲に使うと、にぎやかになり過ぎてしまうので、注意も必要です。

黄色は、カジュアルな印象をお持ちの方も多いと思います。「高級感」「エレガント」というコンセプトでファブリックを見つけるのは、確かに大変でした。

私がファブリックコーディネートに入ったお部屋には、ビビッドな黄色のソファがあったので、ファブリックは全体的彩度を抑えたものをセレクト。落ち着きを感じる色で、陰のエネルギーを程よく補い、レトロポップな空間にしつらえることができました。

黄色でコーディネートしたお部屋に宿泊されたお客様からは、

「元気が出る」

「ゴージャス! お金持ちになった気分♪」

「居心地がいい」

という声が飛び交っていたそう。喜び、楽しみ、豊かさを感じていただけるお部屋になった思います。

ウィリアムモリスのファブリックでより上品に

ここからは、実際に行ったファブリックコーディネートの手順に沿って、ポイントを説明していきます。カーテン、タッセル、クッション、ウォールデコレーションを、陰陽バランスを考えて、トータルにコーディネートしています。

Step1  カーテン:ベースカラーにして存在感を消す

ファブリック選びのファーストステップは、カーテンです。カーテンを選ぶ際に気をつけてほしいのは、部屋全体の配色バランスです。

インテリアの配色には、心地よく感じる黄金比率があります。その割合は〈75:20:5〉です。

  • 壁紙や天井、床の色などに使われる「ベースカラー」 75%
  • 主役になる「テーマカラー」 20%
  • 差し色になる「アクセントカラー」 5%

私がコーディネートしたお部屋の場合、テーマカラーはソファだけで十分。ですから、カーテンは無地のクリーム色を選び、明るさを維持つつ、存在感が出過ぎないように、シンプルさで陰を補いました。

Step2  タッセル:丸いデザインで華やかさ

金の氣は、丸みを帯びたデザインと相性がいいです。タッセルは、淡いグリーンと黄色の丸が違い違いに連なるかわいらしいデザインを選びました。

Step3  クッション:色と柄でアクセント

クッションの色は、落ち着きを与えるベージュに加え、柄の花の色から淡いブルーとピンクの2色を選んでアクセントに。テーブルマットも花柄のクッションと同じ生地で仕立てました。

Step4  ウォールデコレーション:自然のグリーンを飾る

壁を彩るウォールデコレーションは、シンプルなグリーンで穏やかに陰の氣を補いました。アーティシャルフラワーを使っていますが、ナチュラルな雰囲気をプラスすることで、空間の陰陽の調和を取りました。

ファブリックに、ウィリアム・モリスの「ケルムスコットツリー」を選び、クッション、テーブルマット、ファブリックパネルをトータルコーディネートすると、より上品な雰囲気になります。

最後に、黄色が属する五行の「金」の氣と相性のいいアイテムをご紹介します。インテリアやファブリックを選ぶ際にご活用ください。

【金の氣と相性のいいアイテム】

丸い形、アーチ型
素材金属、華やかさ、宝石、宝飾品
黄色、ピンク、白、ゴールド
幸運のシンボルユリ、オレンジやレモンなどたわわに実る果実

今回は、黄色をテーマカラーに、リビングをエレガントで心地よくしつらえる、ファブリックコーディネートのポイントを紹介しました。

事例として紹介している風水インテリアは、2019年10月に沖縄県浦添市にOPENした、ホテルハーベスオキナワ様で実際に行ったコーディネートです。琉球風水のファブリックコーディネートを、実際に体感いただけるコンドミニアムホテルです。

ホテルの部屋にはフロアごとに五色のテーマカラーがあり、各テーマカラーのコーディネート術を紹介しています。リビングのインテリアを美しく、エレガントに整えたいという方は、こちらもお楽しみください。

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琉球風水研究者/風水空間デザイナー®/ロンジェ琉球風水アカデミー学長/沖縄国際大学非常勤講師 沖縄の伝統文化としての「琉球風水」を専門とする研究者。 首里城をはじめとする歴史的建造物や都市景観に見られる風水思想を、学術文献、漢文資料(『使琉球録』など)や発掘調査報告をもとに検証し、琉球王国の空間構造と自然観・世界観を、歴史文化の視座から紐解く研究を行っている。 立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科修了(修士)。現在、沖縄国際大学経済学部地域環境政策学科にて、これから世界へ羽ばたく学生を対象に、琉球風水・地域文化、異文化コミュニケーションを学ぶ「グローカルセミナー」を講義。 また、琉球風水の知見を現代空間に応用する専門家「風水空間プロデューサー」としても活動し、主宰する「ロンジェ琉球風水アカデミー」では実践と学術をつなぐ教育を展開している。 2022年には著書『風水空間デザインの教科書』(ガイアブックス)を出版。 さらに、首里城復興イベント「木曳式」では、沖縄県より公式認定を受けイベントを開催。沖縄タイムスなどの新聞・雑誌への寄稿や講演活動を通じて、琉球風水の文化的価値と現代的意義を広く発信している。 東京都世田谷区出身で、かつてはJARTIC日本道路交通情報センターでキャスターを務めた経歴も持つ。趣味はスクーバダイビングとトレッキング。自然と対話しながら、土地の「氣」を感じる時間を大切にしている。