本回答は、18〜19世紀の琉球風水研究と13年のプロ育成実績に基づいています。著書『風水空間デザイン®の教科書』で詳述している原理原則をベースに解説します。インテリアや建築設計に携わるプロの方々から、最も多くいただくご質問のトップ3をまとめました。一つずつ、お答えしていきます。
私は、琉球風水師として、建築士やインテリアコーディネーターとコラボレーションして、家づくりを手掛けてきました。実際の現場での経験を元に、インテリアと建築設計に強い風水を「風水空間デザイン™️」として体系的にまとめ、その考え方と実践法を、プロの方から一般の施主様まで、幅広く指導しています。
参考にしていただくことで、インテリアコーディネーターや建築士が、風水を学ぶ理由がわかります。風水空間デザイン™️を学ぶことで、住まいの最適な使い方がわかり、見た目だけでなく、住む人の心の内側の美しさも輝く空間をデザインできるようになります。
実際の家づくりの現場や、専門家団体でのセミナーなどで、数多くのインテリア・建築設計のプロの方と接してきましたが、インテリア・建築の関係者の方々にとって、風水はかなり微妙な存在であることを感じてきました。
質問のトップ3は、以下の通りです。
- Q1. 風水と建築・インテリア設計は共存できるのでしょうか?
- Q2. 設計に必要な風水は知りたいけど、風水師になりたいわけではない
- Q3. 体系的に風水を学びたいのですが、本当に実務で役立つのでしょうか?
A.「共存できます。ご安心ください」四神相応の原理は、建築・インテリアの設計をサポートします。
なぜなら、あなたが「共存は難しいんじゃないか」と思っている風水は、方位鑑定だけを使って住宅を設計することではないでしょうか。琉球風水は、気の流れの鑑定と方位鑑定を組みあせて判断しますが、優先するのは、気の流れの鑑定です。気の流れの鑑定は、風水の四神相応の考えた方に基づいて、間取りや家具のレイアウトを設計します。建築設計やインテリアコーディネートには様々な物理的制約がありますが、風水とは方法論以前に原理原則ですので、状況に合わせて使い方をいかように変化させることができます。
方位を完全に無視するわけではありません。しかし、目に見えない氣の流れを読むことを優先して設計します。心地良い生活動線を描いた設計プランを描くサポートするのが風水の役割です。方位を優先して気の流れが悪くなる状況になるよう判断は、風水空間デザイナー®では採用しません。

A.「インテリア・建築設計に必要な風水術を抽出しました」
風水の専門書を読んだことがある方はおわかりになると思いますが、風水とは、医学や法学のように、非常に専門性の高い学問です。
しかし、インテリア・建築の現場では、難解な鑑定法を使いこなすことに重きを置くと、住み心地の良さや、精神的な安らぎを犠牲にするケースがあります。
ですから、私が提案している風水空間デザインの手法では、風水の正しい答えを求めることを目的にせず、住む人の幸せをゴールに、風水というツールを利用します。
インテリア・建築の設計に必要なのは、小難しい風水術よりも、自然と調和して共存するという「風水思想」の軸をもつことです。
A.「風水思想を実践的なレベルで体現することを目指したのが、風水空間デザインです」
インテリアを美しくオシャレに整える。
居心地良く使い勝手の良い家具のレイアウト、間取りが設計できる。
これらを得意とする、風水の鑑定法があります。それが、目には見えない氣の流れを整える「氣の流れの法則」と、色や素材、デザインなどのバランス調整に長けた「陰陽論」です。

氣の流れの法則も、陰陽論もとてもシンプルな考え方です。シンプルなだけに、いかようにも解釈でき、答えも一つではありません。それだけに、原理原則をふまえながらも、現場での経験値や感性と組み合わせることで、最適化した答えを導き出すことができます。
私はこの二つの鑑定法を、新築、インテリア設計、暮らしの現場で応用実践してきましたので、現場で使えることを実証済みです。このように、風水空間デザイン™️は、建築・インテリアの関係者の方々にも、安心してお使いいただくける風水です。
今回は、インテリア・建築設計の仕事に携わるプロが抱く、風水への疑問トップ3について、お答えしていきました。
インテリアのファブリックコーディネートに、風水の陰陽論を活用したリビングの実例もご紹介しています。風水インテリアコーディネートの実践例を知りたいという方は、ぜひこちらもお楽しみください。
東道里璃 (とうどう りり)
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