ロンジェ®︎風水アカデミー学長の東道里璃です。

2021年4月の風水空間デザイン™️実践会の、活動報告をいたします。

風水空間デザイナー®︎資格試験がスタート

ロンジェ®︎の認定資格「風水空間デザイナー®︎」の試験に、第1号のエントリーがありました。

試験を受験できるのは、ロンジェ®︎の風水空間デザイン™️実践会のカリキュラムを修了した、一級建築士、二級建築士、インテリアコーディネーター資格保持者など。風水空間デザイナー®︎には<ブルー><ゴールド><ルビー>の3つのランクがあり、ランクによって対応可能な業務の範囲と、提案できるプランが異なります。今回は、一級建築士でありインテリアコーディネーターとして活躍する受講生が、ブルーランクを受験します。

風水空間デザイン™️は、東洋の自然観と現代建築・インテリアを融合した新時代の空間設計。周辺環境とお客様の人生に寄り添い、全体が調和する空間を設計・デザインしていきます風水空間デザイナー®︎は東洋医学の「住医」で、その基本はまず、ヒアリング<診察>をして悩みの原因を突き止め<診断>こと。診断を行って初めて、対処法<治療法>が提案できます。

風水空間デザイナー®︎の試験は、風水空間デザイン™️による基本設計図とトータルインテリアコーディネート提案書のプレゼンテーション(30分)です。風水空間デザイン™️実践会で毎月開催する全体グルコンが、発表の場になります。

基本設計図とトータルインテリアコーディネート提案書は、風水空間デザイン™️実践会の講座の中で実際に施主を決め、現地調査と風水診断、ヒアリングを行って作成していきます。基本設計図と提案書の作成に必要な、分析と診断に関する資料(4種類の鑑定図面など)やコンセプト設計書、風水鑑定報告書などの指定課題を提出し、すべてに合格していることが試験エントリーの条件になります。現在、2人の受講生が、風水空間デザイナー®︎<ブルー><ゴールド>の試験受験に向けて、講座で事前課題の提出に取り組んでいます。

ロンジェ®︎では、自然との調和を目指す建築・インテリアのプロフェッショナル「風水空間デザイナー®︎」の育成を通して、生活者の暮らしと人生の質の向上に貢献していきます。

風水空間デザイナー®︎資格認定試験の詳細を知りたい方は、こちらをクリックしてください。

新企画! 月1全体グルコン

風水空間デザイン™️実践会の新たな企画として、毎月1回、オンラインで「全体グルコン」を開催することが決まりました。風水空間デザイン™️の学びと、受講生同志の交流を深める場になるよう、以下のプログラムを用意しています。

  • 学長のミニレクチャー(奇数月)/スペシャル対談(偶数月)

風水空間デザイン™️の実践の質を上げるため、動画講座の内容をさらに深掘りして学長がレクチャーします。偶数月は、ゲストを招いて対談を行う予定です。

  • 全体での1ヶ月の学びのシェア

受講生それぞれで1ヶ月間の取り組みをまとめ、課題の実践を通して気づいたことや感じたことを、1人5分〜10分程度で発表し、全体でシェアします。

  • 質問会

学長に直接、質問ができます。

  • ブレイクアウトルームでのコミュニケーションタイム

受講生同士、個別のグループに分かれて交流します。

風水空間デザイナー®︎試験の受験者がいる場合は、プレゼンテーション試験も行います。5月から第1日曜の午前中を基本に、定期的に開催していきます。

受講生の実践事例

今回は、個別運勢方位鑑定図面作成に取り組まれた、受講生の感想とご質問をご紹介します。

受講生のご感想

自分の健康運方位にあたる南に現在、机がありますが、狭い部屋なので机の位置を動かすことができません。ちょうど玄関から氣が直進して入ってくる場所なので、玄関と廊下の間にドアを取り付けて、氣の流れを緩やかにします。

また、机の椅子の位置は、椅子の背面側に縦の格子を取りつけて背中が安定するようにし、机はいつも清潔に保ちたいと思います。

才能運方位はお風呂場にあたるので、このスペースを常に清浄に保ちたいと思います。自分の個別運勢方位がわかったので、今後の間取り計画などに生かしていきたいと思います。

◇    ◇    ◇    ◇    ◇

風水空間デザイン™️の設計・デザインの大きな特徴は、方位よりも氣の流れを重視することです。土地を選ぶとき、間取りや家具の配置を考えるときの優先順位は氣の流れのほうが高いですが、同時に、個別の運勢方位も合わせられると理想的です。

部屋のスペース的に、どうしても椅子や机の理想的な配置ができないことがあります。その時、椅子に関しては、背中の真後ろにドアや出入り口が来ないようにすれば、良しとしましょう。もし、他に氣の流れの鑑定で良いスペースがあれば、方位よりもその場所を優先します。 間取りの関係上、完璧な風水が難しいことはよく起こります。その時、どこからがNGで、どこまで許容できるのか、全ての機会が学びになります。

才能運方位にあたるお風呂場は、清浄に保つことで大丈夫です。居心地が良いはずなので、良い香りなどでゆったりとバスタイムを楽しまれてくださいね。

受講生からのご質問

Q.家族それぞれの吉方位が全く違う場合は、個別運勢方位はどういかしていけば良いのでしょうか?

A. 一家の主人の方位を優先するのが基本です。考え方としては、凶方位は意識せず、吉方位を生かすことにフォーカスします。

個別運勢方位鑑定は、ご夫婦、ご家族で吉方位が違う場合があるので使い方、伝え方が大切です。まず、クライアントにお話する場合は、凶方位があることは知らせず、吉方位だけをお知らせしましょう。凶方位は意識せず、吉方位をいかに生かすかにフォーカスすることがポイントです。

全体運を司る玄関は、一家の主人の吉方位に合っているのが理想的です。リビング・ダイニングは家族みんなで使うので、私はあまり個別運勢方位を気にしません。ダイニングの座る位置を決める時に参考にする程度です。

ダイニングの席について、これまでの受講生から、かわいらしいお話を伺いました。その受講生はお子さんが5人いらっしゃって、ダイニングで子どもたちに人気の席があったそう。人気の理由は、吉方位でした。お子さんたちは無意識に居心地の良さを感じ取り、席の取り合いになっていたようです。

寝室のベッドの場合は、まず部屋の方位で吉方位をみて、次に枕の向きで吉の方角をみます。ベッドや部屋の配置は氣の流れの鑑定法を優先し、その上で個人の吉方位をみます。ご夫婦で吉方位が異なるクライアントにご説明する場合は、例えば「部屋はご主人の吉方位、奥様にとっては枕の向きが吉方位です」というように、ご夫婦それぞれの吉方位に入っていることをお伝えし、運氣が上がるHappyな情報として受け取っていただくようにしています。

個別運勢方位で家族の誰かを優先するとしたら、経済的な主人の吉方位を優先します。ただ、風水を氣にされているのは奥様のほうが多いので、奥様にとっても何かしら良い情報をお伝えするといいですね。

机の場合、お部屋の方位はご夫婦どちらかの吉方位になると思いますが、椅子の向きで、それぞれの吉方位になるようにレイアウトできるといいですね。

風水空間デザイン™️の考え方は、良い意味を持っているもの、長所を伸ばすイメージでお使いください。同じ家の方位でも、鑑定法の違いで吉になったり凶になったりします。その時は、良い意味にフォーカスして、その運氣を伸ばすようにインテリアを整えていきましょう。

個別運勢方位は、氣の流れを崩さない範囲で使うのが基本です。個別運勢方位を氣の流れより優先すると住み心地の悪い家になりますので、くれぐれも風水鑑定法の優先順位を間違えないように気をつけてください。

受講生インタビュー

「家も思考も整い、うまく言語化できるようになりました」

今回は、住宅と暮らしの記事を1000本以上手掛ける、住まいと暮らしの専門ライター、比嘉千賀子さんの動画をご覧いただければと思います。

住まいと暮らしの専門ライター・比嘉千賀子さん

無料WEBセミナー実施中

ロンジェ風水アカデミーは、無料WEBセミナー、ウェビナーを実施中です。

ウェビナーでは、建築・インテリアのプロも認める「風水空間デザイン™️」の新築設計プロセスの全体像を、ご理解いただくことができます。

東洋の自然観と現代建築・インテリアが融合した新時代の空間提案で、自然と調和した心地良い空間設計ができれば、人間力・直感力・論理的説得力が上がり、創造力の厳選となる思想の軸を手に入れることができます。

あなたのお好きな日にちと時間を選んで、ご参加ください。

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東道里璃【Lily Todo】 株式会社ロンジェ 代表取締役 立教大学大学院異文化コミュニケーション学修士 著書「琉球風水で叶うナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書」(ガイアブックス刊) 東京世田谷区出身。成蹊大学経済学部卒。財団法人日本道路交通情報センターに入社し、JARTIC道路交通情報キャスターとしてNHKテレビ、J-waveなどに出演。夢を叶え、充実した人生であったが、忙しい生き方に疑問を抱く。「自然が好き」という価値観に素直に生きることを決意し、退職してニュージーランドへ。1年間、スクーバダイビング、スノーボード、トレッキング、アフタヌーンティーの旅に出て、東京の経済優先の価値観が音を立てて崩れる。「豊かさとは一体なんなのか?」を自分に問いかけるきっかけとなる。帰国後、立教大学大学院へ進学。在学中、乗馬の練習中に落馬して骨盤を骨折し2ヶ月入院。うつ病になるも、なんとか修士論文を書き上げ異文化コミュニケーション学修士号取得。卒業後、新築注文住宅の設計で風水との運命の出会い。しかし、設計は失敗。理想の未来を描けない東京の土地を離れ、2011年沖縄の離島へ移住。沖縄が東京から南西方位にあり、引っ越しのタイミングに風水的大吉方位だったので、風水の効果とやらを実験してみたかった。沖縄最初の新居は、築180年の琉球民家。離島の集落で王朝時代の風水集落に出会い、人生の使命を見つけたと確信して琉球風水師に転身。過去の新築住宅設計失敗の理由を徹底分析。2012年、親族も友人も誰も知り合いのいない宜野湾市で、琉球風水スクールを立ち上げる。ブログによる情報発信が新聞編集者の目に留まったことを機に、沖縄タイムス系新聞コラム通算80本以上執筆。有名企業・団体からの依頼でセミナー講師を務め、参加者の数は1000人以上に。新築住宅や商業空間の現場でも風水デザインを監修。2022年『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』出版。現在、聖地の点在する南城市の風水集落に住み、オンライン&対面のハイブリッド型のスクール、ロンジェ琉球風水アカデミー運営。少人数制の個別対応で、受講生に寄り添い、ひとりひとりの価値観にあった土地選び、家選び、室内装飾、生き方を一緒に考えている。県内の大学でも非常勤講師を務める。 「生き方に迷ったら、リセットボタンを押してみよ。人生はゲームさ。何度でもリスタートできるよ」 特典付きニュースレター「琉球風水インテリア通信」配信中 https://longe.jp/newsletter/